2005年4月20日水曜日

一番最初に救助に駆けつけた消防士

あのモニュメント、重たい雰囲気の中に入っていきました。御題目をお唱えし、コメントを撮りながら。
そこでは、驚くことに多くの人が私を見て、合掌し、挨拶をしてくれる。本当に驚きました。テキサスと州を接していて、仏教の僧侶など見たことも無いキリスト教の方が多いと思いますが、大切な慰霊碑のフィールドに異教徒である私を暖かく迎えてくれました。
そして、一人の屈強そうな老齢の男性が近づいてこられました。彼と挨拶を交わし、お話を聞くと、「僕は、あのテロの時、一番最初に駆けつけたチームの一人で、実際に何人かの人の救助をした。なので、今日は自分にとっても特別な日だ。そういう日に、あなたに会えたということは嬉しい。わざわざ、あなたがここに来てくれて嬉しいし、意義があることです。本当にありがとうございます」とゆっくりと話してくれた。
本当に嬉しかったし、涙が出そうになった。また、素晴らしい出逢いが続いた。

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幸の湯、常さん、北九州

帰国後、成田空港から常さんの枕経へ直接向かいました。 穏やかな、安らかなお顔でした。こんなにハンサムだったかなと思いました。御題目を唱え、手を握り、ご挨拶できて、よかったです。とにかく、よかったです。 帰国して、そのまま伺うことがいいのか悩みました。海外のウイルスを万が一ご自宅へ...