今月の『妙深寺報』、表紙は門祖会用に作った特別映像からの抜粋。たぶん「時代は仏教!佛立宗!」っていう文字は清康師が書いたのかな?徹夜で映像作ってたし。
内容の濃さは天下一品。巻頭は恒例の住職が書く文章。これは本当に毎月頭が痛い。「ご住職、考えすぎですって」と言われるのだが、これも修行。負荷を掛けるから人間成長できる。
「何とか、分かりやすく、しっかりご信心で学ばせていただく教えを消化して文章にしたい。次世代の人にも分かるような視点で文章を書きたい」
そう思って、毎回苦心しながら書いてきた。人間、「負荷」をかけることは自分の成長にとって絶対必要。自分にとって、8年間毎月ずっと続けてきたこのご奉公は、必要不可欠だった。このブログも同じだ。「人のため」というよりは、自分の修行・トレーニングだ。
こうしたご奉公をいただけたからこそ、教務として日々の御法門研鑽と共に、違う視点から御妙判・御聖教・御指南を拝見し、消化することが出来たと思う。何とか少しは成長できているかなぁと思うのだ。有難い。感謝している。しかし、それにしても、今月の巻頭言も苦労した(汗)。
続いて門祖会特集と、活気に満ちた寒参詣、寒参詣で聞こえた嬉しい話などが掲載されている。シリーズ「菩薩の声」は、婦人会御総講と教区御講でご披露のあった体験談。私のブログからの抜粋記事と清顕師が書いたスリランカご奉公の報告記事。これが3月号の『妙深寺報』である。
裏表紙はブラジル開教100周年を写真でまとめてくれた。清康師のデザイン編集。彼はもともとデザイナーや画家になれるほどのセンスを持っている。いや、清従師もそういう面でのセンスがあり、誉めすぎたらいかんのだが、妙深寺の教務さんたちは非常に芸術的センスがいい。だいたい、開導聖人があれだけの感性を持っておられたのだから、弟子たるものはセンスが良くなければアカン。そう言っている。言い続けている。
だから、妙深寺が出す刊行物などは絶対的にセンスが良くなければアカン。いやじゃ、いやじゃ、じゃ。センスが悪いデザインのものを出すなど、佛立じゃない!と言っておるのじゃ。本門佛立宗というのは、「お金を使わずに、感性を使う」のじゃ、と。お金ないからなぁ(涙)。でも、それがいいのじゃ。だから、頑張って感性を磨け!さもないと開導聖人のお弟子とは言わせないぞ。
あ、またお弟子さんたちにプレッシャーかけている(汗)。
基本的には妙深寺のご信者さん向けなのだが、最近では他寺院でも多くの方に読んでいただいている。他寺院の方からは冥加料や御有志などもお預かりするようになって、編集のご奉公者の励みになっている。これからも、信行増進の一助になるように頑張りたい。遅れないように(涙)。
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