お出迎えには朝5時起床で準備。5時30分に日教寺を出発。ご奉公教務の全員がトランシーバーを持ち、イヤホンを耳にさし、暗闇の中を高速道路を疾走して空港へ。空港で御講有がお乗りになる特別車と連邦警察のシークレットサービスと合流。それぞれに部署に分かれる。待ち時間にブラジリアン・コーヒーを一口いただいて、眠気を飛ばす。
斉藤御導師と吉川氏、そして私の3人だけpassをもらい、連邦警察の方々と共に税関の中へ。出発ゲート側からJALの到着ゲートに抜けて、本隊が乗っておられる便が到着するのを待った。皆さんが乗っておられる飛行機の到着する瞬間を見守るなんて経験はなかった。しばらくゲートの前に立っていると、滑走路にJALの機体が降下してきて、白い煙を上げながら着陸した。あぁ、無事に着陸しくれた、いよいよご到着である。
御講有をはじめ、総勢約70名が無事にブラジルに到着された。飛行機のドアの外側まで行かせていただいて、斉藤御導師が御講有にご挨拶。そのまま入国審査をパスしてドアの外へ。特別車は連邦警察の最大限の護衛を受け、バイクが交差点で車を制止しながら日教寺まで先導してくれた。
私は団参者の方々をバスにお乗せして、その中でご挨拶と日程の説明をさせていただいた。ありがたい。本当に遠くから、しかも大変な金額の団参費にもかかわらず、強いご信心でブラジル本門佛立宗100周年のためにご参加をいただき、心からの御礼を申し上げた。また、これから数日間、何より安全に、無事に、健康に、楽しく有意義にお過ごしいただけるようにご奉公させていただくのが私たちの使命だということも痛感した。
しかし、日教寺の方々の真心の、温かい出迎え、ご歓迎をいただいて、団参の皆さまも大変に喜んでくださっていた。有難い。
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