2013年7月26日金曜日

息子の不軽行

アメリカ大使館。無事に用事が済みましたー。

今日のような日は、溜まりに溜まった事務を一気に片付けなければなりません。それでも、デスクを整理していると、次から次にやらなければならないことに気がついて、すぐ作業がスタックしてしまう。困ったものです。

25日、京都佛立ミュージアムは91名の来館者をいただきました。ボランティアの方々、そして現薫師に感謝です。街頭に立って、道行く人に声をかけ、辻説法のようにご奉公くださいました。本当に、有難いです。

25日は「北野の天神さん」と言って、北野天満宮に屋台が並び、たくさんの人が訪れます。ほとんどお参りなどせず、縁日のような感覚で北野に来る人たちばかりなので、この機会に「生きた仏教」を伝えようと頑張ってくれたのでした。

京都に帰っていた息子も下種結縁のご奉公をしてくれたそうです。11才で不軽行のデビューとなりました。現薫師、博子さん、ありがとうございます(涙)。本人は自覚していなくても、積極的に道行く人に声をかけ、ミュージアムのチラシを配って、ご奉公してくれました。昨日、戻って来て、「僕、英語で誘ったんだよ」「頑張ったよ」と報告してくれました。有難いです。

不軽行というのは、市井に出なければ出来ません。人混みの、いわゆる謗法の人たちが渦巻く中に飛び込んでご奉公するものです。お祖師さまは謗法の怖さを教えられると同時に、きれいな池を望んでいたら、蓮の花は取れないよ、と教えられました。飛び込む勇気が必要です。

もっと、誇りや喜びを抱いて、ご奉公すべきですね。自信喪失?内弁慶?そういう誇りが、忘れられているように思います。

本当に、息子にとっても、いい機会をいただくことができました。ありがとうございます。

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