2013年7月2日火曜日

インドからのメール

今朝、インドから届いたメール、写真。心配していた分、心から嬉しかった。飛び上がるような気持ちでした。

世界中どこでも、ご弘通を進めるのは容易ではありません。しかし、特に、日本人信徒が一人もいない、スリランカやインドでのご弘通ご奉公は特別です。

「何千本の蝋燭も、ただ一本のろうそくで灯すことができる。そして、その蝋燭の命は短くなることはない。

幸せは分かち合っても減りはしない。

- 仏陀 」

"Thousands of candles can be lit from a single candle, and the life of the candle will not be shortened.

Happiness never decreases by being shared.

- Buddha"

みなさんからお預かりしたインドへのご有志、その重みを毎日毎晩感じながら、現地からの連絡を待ったり、工事の心配をしたり。

ご有志をお預かりした方々に、定期的にご奉公の状況をお知らせしなければならないと思っていましたが、ようやく出来ます(涙)。妙深寺のウェブや寺報にも順次掲載できると思いますし、開導会では海外部のみなさんが掲示板を作ってくださるそうですから、そちらでもご報告できると思います。

ようやく届いた写真。ついに、壁が完成しました。インドのプロジェクトでは、この境界の壁がとても大切で、特に市街地ではないのですが誰か入ってこないように高い壁を設けます。せっかく子どもたちのための井戸を作っても、そのモーターを悪い大人が盗みに来るかも知れないのですね。

とにかく、昨年購入した土地に境界の壁が出来て、あと数日で正門が完成するとのこと。写真のとおり、ついに井戸も掘られました。後はモーターを取り付ければ稼働できます。村の水問題が解決できるのですね(涙)。

一歩、一歩。

今日は、このことを、噛みしめています。

ハチドリのひとしずく。

あのインドの旅。あの時は何もなかったご弘通の芽でしたが、縁と縁を結んで、こんな風に萌芽しつつあります。

こんな僕ですが、諦めようと思ったこともありました(涙)。胃がつまりそうになったり。でも、ブラジルの皆さんと、日本の皆さんと、コレイア師とも一緒に歩いた、あのインドの旅を、あのまま終わらせたくなかった。海外旅行部ではなく海外弘通部なのだから、一回の海外渡航で、必ずや具体的なご弘通を実現したいと思っていました。

そんなの、夢かも知れないな、やっぱり難しいかな、と思いながら、こうしてシェーカーが頑張り、教務部も踏ん張り、みなさんのお力もいただいて、前に進みました。

御法さまに、ただひたすら感謝です。完璧なタイミング。お導きと、お見守りをいただいて、ここまで。今朝は、ここ。

ありがとうございます。

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