今年も残すところ今日と明日。
積もりに積もったやらなきゃいけないこと。
一年を振り返ってみて、何とかご奉公できたことが不思議なくらい。
いや、結局は次から次へと続く中で、最優先のご奉公を選ぶしかなくなり、待っていただけること、お願いできる相手ならば頭を下げ、先方の好意に甘えたり、許していただいたりして、何とかしてきただけのように思います。
キャンセルはしないまでも、出来ないまま年を越しそうな案件があるのだから、申し訳が立ちませぬ。
そして、自分のことは最後の最後。
よって、書斎のデスクも、本だらけ、書類だらけになってます。
少しでも発掘すると、自己嫌悪に陥りそうな書類。
あぁ、まだ、原稿を書いてなかった。
まだ、お返事してない。
まだ、やってなかった。
そんなことになり、数ミリ発掘しては作業中断。
いやいや、「捨ててこそ、浮かぶ瀬もあり、法(のり)の海」なのだから、思い切りましょう。
そう言い聞かせては、新たな電話、次のメール、LINEのメッセージ。
何もかも、大切なご奉公。
欠かせないご奉公。
お折伏させていただける有難さ。
12月の妙深寺は、だからこそ現証の御利益ラッシュでした。
全国のニュースで報じられた難病の赤ちゃんも、お懺悔からコツコツと積み重ねられたお助行で一大御利益をいただかれました。
最も難しい部位にあるとされた危険な脳動脈瘤手術も、連日のご祈願、お懺悔、ご家族一同の改良、教区の方々のお助行によって、大成功。
手術中、私もお助行させていただいていましたが、御講のため途中で下がるしかないかと思っていたら、「手術手術、成功」のメモ。
感動でした。
しかも、年末の納会に、ご本人が元気に参加!
ありえなーい。
ありがたーい。
藤村さんも、一大、一大、御利益を見せてくださいました。
12月中旬、妙深寺の青年会の会長をされたこともある藤村さんが、胃がんで引っかかったとのこと。
実は4月の会社の健康診断で、胃に影があり、要検査、すぐに病院に行きなさいと診断されていたとのこと。
12月になって、身体の調子が悪いと思って病院に行くと「それどころじゃない。紹介状を書くから大きな病院に行きなさい」と言われ、済生会病院に行って検査を受けると診断書にステージ「4」と書かれ、覚悟をして精密検査に進みました。
妙深寺にとって、いつもいて当たり前の藤村さん。
12月26日に検査結果。連日のご祈願、お助行。23日の教幹納会もお供水を持って参加してくださっていました。
そして、26日。
大奥さまも瓜生さんも付き添ってくれていたのですが、見事にガン細胞はみつからず、胃潰瘍のみとの診断。
みんなで飛び上がって喜びました。
御利益ラッシュ。
厳しいお折伏も、現証の御利益をいただくためです。
懺悔せば、滅せぬ罪やあるべき。来らぬ幸いやあるべき。
無始已来と唱えながら、懺悔のない慢心こそ大悪因縁です。
悪象を怖れるよりも悪知識を怖れよとは仏説です。
若し悪友にあえば即ち本心を失う。
大切なことは、お折伏をいただける師、同士がいるか、いないか。
大切なご奉公は日々夜々、連日連夜あります。
探せばいくらでもあるし、気がつけば行かなければならない、お宅、病院も、施設も、たくさんあります。
まだまだ、足りないですね。
年末は、自分のやり方を見つめ直す機会になりますね。
0 件のコメント:
コメントを投稿