今夜、英介さんのお通夜が執り行われます。
京都佛立ミュージアムの理事会、明日は宗会があり、参列できないことを心から申し訳なく思います。
伊藤忠商事の二階、ジャパン・スポーツチャンネル、SPORTS-I ESPN、スポーツアイネットワーク。
英介さんの訃報に接し、言葉を失いました。
悲しいことが続きます。
誰からも愛される、かっこいい、すてきな方でした。
透きとおるような、無邪気な笑顔が浮かびます。
ずいぶん前に、電話でお話したのが最後になってしまいました。
残された者として、またみんなで再会して、語りあっておきたいと思いました。
宮沢賢治さんの『農民芸術概論綱要』を、読み返していました。
「まづもろともにかがやく宇宙の微塵となりて無方の空にちらばらう。
(中略)
巨きな人生劇場は時間の軸を移動して不滅の四次の芸術をなす。
おお朋だちよ 君は行くべく やがてはすべて行くであらう。
(中略)
われらに要るものは銀河を包む透明な意志 巨きな力と熱である。
われらの前途は輝きながら嶮峻である。
嶮峻のその度ごとに四次芸術は巨大と深さとを加へる。
詩人は苦痛をも享楽する。
永久の未完成これ完成である。 」
ネパールは、マチュピチュが数百個あるような国なのですね。
飛行機から下を見ると分かります。
ヒマラヤは、本当に、頭が下がるほど、威厳がある。
ネパールでは、4000メートル以下の山を「ヒル(丘)」と呼び、4000メートル以上の山を「マウンテン(山)」と呼ぶのだそうです。
そうなると、富士山は「ヒル(丘)」になってしまいます(汗)。
遠くに、雲のように見えるヒマラヤ。
あの山を望む頂で、旭が亡くなったことを、思い返して、思い返して、思い返しています。
もちろん、前を向かなければならないけれど。
前を向くけれど。
この扉を、押し続けなければならない。
その扉は、人類の、意識的次元上昇へと続く扉です。
少なくとも、その扉を押し続けることが、私たち佛立仏教徒の使命であるのだから。
今日も、きっと明日も、押し続けます。
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