この日本で、きっと米軍基地に最も近い本門佛立宗のお寺、神奈川県大和市にある法深寺。
もう昨日になってしまいましたが、修学塾のためお参詣させていただきました。
東アジアの情勢が緊迫する中、攻撃ヘリコプターが旋回し、艦載機のTouch-and-goで出る猛烈な轟音が響いていました。
研修学の授業は、ネパールでのご奉公の経緯を振り返るものでした。
第一回、第二回、第三回と、その発端から現在までを、清康師と清顕師から映像を交えて解説してもらいました。
そして、清行師とギャヌ君が前に立ち、ご弘通を切り拓いてきた彼らの口から直接話を聞くことが出来ました。
すでにスリランカからは良潤師が随行して法務大臣兼仏教大臣のラジャパクサ氏が日本に向かって機上の人となっている頃です。
インドでは清朋師が充実したご奉公を詳細なレポートにまとめてくれています。
あと少しで清朋師がインドに入って3ヶ月となります。
厳しい環境の中、本当によくやってくれています。
ナーランダ大学の生徒たちに呼ばれたり、そこに日本から留学され、スジャータ村で教育支援を行っている方とお会いしたり、インドで活躍する日本人僧侶・佐々井氏との御縁が出来たりと、いろいろな体験をしてくれています。
しかし、何より大切なことは、清朋師が現地の村の中で重ねている日々のご奉公、ふれあい、学び、気づきです。
第一人者となる日まで、頑張ってもらいたい(涙)。
仏陀生誕のネパール、仏教誕生のインド、世界最古の仏教国スリランカ。
点と点を結び、線を描いて面となし、それぞれが多角的に結びついて大きな立方体になってゆきます。
未来への扉が開こうとしています。
これまで、何度も「日本も大変なのに海外なんて」という言葉を聞いてきました。
まったく的外れなご意見だと思っています。
日本にいる私たちの再生、再発見や再認識のために、海外弘通というフィルターを通しています。
これが分からないと分かっていないということが分かっていないということです。
自分を見るためには鏡が必要です。
海外弘通は私たちの大きな鏡でした。
素晴らしさにも気づき、寝ぐせにも気づきました。
つまらない成功よりも華々しい失敗の方がいい。
いつもそう思って、挑戦してゆきたいです。
明日もガンバロウ。
ありがとうございます。
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