京都の中心部にある長松寺。
四条通と麩屋町の交差点を南に下ると昔ながらの京町家が見えてきます。
お寺に見えない小さな長松寺。
だからこそ、趣がありますね。
その庭には開導聖人が愛された小さなお庭があります。
開導聖人が愛した木々や花々、かわいい亀もいます。
今は大きな椿の木が大輪の花をつけています。
椿は万葉の頃から日本人に愛されてきました。
「椿姫」というオペラもありますが、日本や中国を原産地とする「ツバキ」がヨーロッパに渡ったのは18世紀だそうです。
東洋からもたらされた美しい花は「日本のバラ」と呼ばれました。
「椿姫」では主人公の女性を象徴する花とされています。
長松寺の椿はピンク色。
花言葉は「控えめな美」「控えめな愛」「慎み深い」だそうです。
大きくて美しい花なのに、香りがないことからこうした花言葉が贈られたようです。
素敵ですね。
少し肌寒いけれど、昨日の雨は上がり、今日は穏やかな光が入る京都です。
明日3月18日(日)は長野本晨寺の門祖会併せて春季総回向、3月21日は妙深寺の春のお彼岸、春季総回向です。
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