2018年3月4日日曜日

本泉寺これからプロジェクト












































東大阪の生きたお寺・本泉寺さまの門祖会、素晴らしい晴天の下、盛大に奉修させていただくことが出来ましたー!


お参詣、ご奉公、ありがとうございました。


「本泉寺これからプロジェクト」のスゴさを思い知りました。


橋本ご住職、園美奥さま、田畑局長、ご信者の皆さま方が、これまでどれほどのご奉公を積み重ねてこれらたか、一座の中にギューッと詰まった御会式でした。


それぞれのご挨拶で泣かされてしまいましたー(涙)。


本泉寺で御会式の奉修をさせていただくのは今回で3度目。


12年前が最初でした。


私も若かったですし、恒梁ご住職も園美さんも若かった(汗)。


そして、12年。


いろいろなことがありましたー。


12年前は恒潤師も13才だったのですね(笑)。


そりゃ年とるわー。


涙あり、笑いあり、そして本泉寺が「生きたお寺」であることを実感、体感、体験できる御会式でした。


トシ君もすっかりお父さん、奥さんのお腹の中には2人目の赤ちゃん。目出度いー!


子どもたちから誕生日プレゼントとカードまでいただいてしまいました(涙)。


ありがとうございます(涙)。


現証の御利益の結晶のような茉鈴(まれ)ちゃんの誕生と存在、ご住職のご挨拶、園美さんの想いに涙が出て涙が出て。


田畑局長のご挨拶も佛立寺院のみんなに聞いてもらいたいほど心が揺さぶられました。


「素直正直が大事」といつも教えていただくけれど、この本泉寺の「本気度」に照らしてみると恥ずかしくなるように感じます。


地域に根ざし、地域が認めるお寺。


人びとの暮らしの中に、なくてはならないお寺という場所。


本泉寺の目指す道は「無縁社会」の中で前人未到の険しい道かもしれないけれど、本来あるべき本当に大切な道なのだと思います。


「本泉寺信徒 今年の誓い」も素晴らしいです。学ぶことばかりです。


・御法門は自分に当てはめて聴聞しましょう。


・お給仕、お題目口唱、お敬いを忘れません。


・誰が考えてもよくない行いは謗法必罰と心得ましょう。


・ご信心においては進むことを迷いません。


・昨日の自分より一歩でも進んだ己を目指しましょう。


・御宝前には惜しみなくさせていただきましょう。


・夕看経で知らず図らずの罪障をお懺悔しましょう。


あますところなし。


新装なった本泉寺。生きたお寺の多くの機能が限られたスペースの中に丁寧に組み込まれています。


「寺の大小、比ぶるはアホ」


開導聖人が仰せのとおりです。


大きければいいというものではなく、そこに魂というか、スピリット、覚悟、情熱、ご信心が、込められているかどうか。


思い知らされます。


まるで「ISS(国際宇宙ステーション)」みたいなんです(笑)。


本当に、法城の全てをご弘通に使わせていただこうという思いと覚悟で、無駄が一切ないほど、考えられていて。


今日の「御披露のしおり」には次のような一文がありました。


「本泉寺これからプロジェクトはある意味、今からが本当のスタートです。


虐待問題が多発し、超高齢化社会に突入した東大阪市にあって、私たち本門佛立宗本泉寺の果たせる役割は必ずあります。


葬式仏教でもなければ観光寺院でもなく、苦しむ人、助けを求める人に寄り添い、仏教のメソッドで考え方を変え、生き方を変え、運命を変えるという、衆生救済が本来の仏教の王道です。


いまだにこの王道を実践して、仏様に生かされてきた宗派が本門佛立宗です。


私たちが今、堂々と仏教を伝え、正しい生き方を実践しなければ、大切なものがすっぽりと抜け落ちてゆく社会になってしまうような気がしてなりません。


因果応報を信じない人、恩を借りと思い、親切を貸しと思ってしまう人、暴走する欲とお金に支配された人、愛情を試す人。


何が正しく、何が誤りかも分からないまま、迷いながらみんな生きています。


お寺で学ぶことは人らしい生き方、そして死に方。


人として生まれたからには、必ず悟るべきものがあるはずです。


それをお寺で学び、伝え、実践してゆくために、私たちは本泉寺これからプロジェクトを始めました。


5年目の今年は菩薩元年として再スタートを切ります。」


すごすぎます。


これから必ずや伸びてゆきます。


絶対に、社会にとって、人びとにとって、必要だから。


ご奉公させていただいて、本当に光栄でした。勉強させていただくこと、改良に気づかせていただくことができました。


私たち全員の「これからプロジェクト」みたい。


本当に、ありがとうございます。


いま、京都に戻りました。


18時から麩屋町の長松寺に於いてお総講を奉修させていただきます。


ありがとうございます。

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