明日の朝、清行はネパールに発ち、諒太郎も1年間の修行を満了し妙深寺を離れます。
インドと連絡を取っていたら、またこんな遅くなってしまいました。
今日も一日が短すぎる。
クタクタですが、指示しなければならないこと、聞かなければならないことがたくさんあり、まだまだ眠れません。
今日、本晨寺の門祖会併せて春季総回向は晴天の下で無事に奉修させていただくことが出来ました。
最初の御会式で60名に満たなかったお参詣が、今日は130名!
本堂内の子どもたちも多く、本当にありがたく思いました。
本晨寺には数え切れない方々の想いや人生、身命を捧げたご奉公が詰まっていて、私たちの代で衰退させるわけにはいきません。
すべてが右肩上がりになるような時代ではないけれど、こうして一歩ずつ再生へと向かってゆけたら何よりもありがたく思います。
ご奉公いただいた皆さま、ありがとうございました。
今朝、駅まで高木さんと延章さんが迎えに来てくださいました。
本晨寺に向かう途中、妙深寺長野別院のあった七瀬の交差点を通り、窓から乗り出して懐かしい法城を目で追いました。
たくさんの思い出、溢れるような想いが詰まっている場所です。
小さな小さな別院でしたが、それはそれは温かい、佛立の原点のような素朴さ、朴訥さ、気概もまごころも詰まっていました。
篠原さんが作ってくださったもの、書いてくださったもの、醸し出してくれていた別院全体の雰囲気が、私は大好きで、本当にありがたかったのです。
宗歌の手書きのパネル、思い出の写真が入った額、コタツ、なにもかも。
今日は一瞬そこで頭が止まってしまいました。
あれから何年経ったかな。
懐かしく、さみしく、いろいろなことを思いますが、私たちは前を向いて、みんなで手に手を取り、輪になってご奉公させていただかなければなりません。
そう信じています。
一つになった新生・本晨寺のご奉公は並大抵のことではありませんが、130名のお参詣、若い方々のお参りは、確かな成果だと感激した次第です。
「寺の大小、比ぶるはアホ」と開導聖人はお示しですから、立派な「ハード」のある本晨寺も、それはそれは温かい、佛立の原点のような素朴さ、朴訥さ、気概もまごころも詰まっているようなお寺にしたいと思います。
京都、長野、横浜、ありがとうございます。
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