2018年4月2日月曜日

4月8日は白井貴子さんのコンサート@妙深寺


白井貴子さんのコンサート!


「愛の花を咲かそう!」


4月8日14時開演!


あっという間に4月となりました。


妙深寺の境内は桜の花びらでピンクの絨毯が敷かれたかのようです。


4月8日14時から、なんと白井貴子さんのコンサートをしていただきます。


白井貴子さんといえば日本を代表するシンガーソングライターですが、深い深い御縁をいただいて、妙深寺に来ていただけることとなりました。


もう、泣けてきます。


いま、貴子さんのダイアリーを読んだばかりなので(涙)。


東日本大震災の支援活動でお会いした貴子さん。


その後、坂本龍馬を紹介する番組に呼んでいただき、何度も京都の長松寺にもお越しくださいました(お野菜をお届けくださったり)。


本当に、すてきな白井さん(涙)。


きたやまおさむさんとのコンサートに伺い、楽屋裏で北山さんにご挨拶させていただいたり、本当に感謝していました。


それでも、妙深寺でコンサートなんて、考えもしていませんでした。


貴子さんのダイアリーを読んでいただくと分かるのですが、昨年11月に叔母さまがALSという現代医学では治せない難病になられ、いろいろなことを感じられていました。


そんな中、妙深寺にも来てくださることになったのです(涙)。まさか、まさか、思ってもいませんでした。


ダイアリー、長い文章ですが(「ダイアリー」と題しているのですが、あっという間に4月だし、溜めに溜めておられました笑)、是非ともお読みいただきたいです。


貴子さんの感性、透きとおった心の素晴らしさ、誰よりも素直で正直なお気持ちに、感激しました。


言葉にしてくださって、文章にしてくださって、本当にありがたいです。


やっぱり、白井貴子さんはオンリーワン、特別な存在であると思います。


文章にすることだけでも、大変なこととです。


誰にも代われない、誰にも代わってもらえない、貴子さんの眼、心の窓を通して、いろいろなことが学べます。


僕はこの文章をファイルに変換して、自分がハッとしたところ、太文字、赤字にして、下線を引き、妙深寺の教務に回覧してもらっています。


この春の白井貴子さんのテーマは、「命の種まき」!


もう最高です!


人生にはいろいろなことがあって、いろいろなことを感じて、いろいろなことを思って過ごすものですが、とにかく種を蒔いてゆくしかない!


命の種をまいておけば、大丈夫!


本当に、そう思います。


どうか、4月8日、妙深寺にお越しください!


どなたでも大歓迎です!


妙深寺を知らない、来たことがない、という方も、建物は「バリアアリー」ですが、心は「バリアフリー」なので、全員、どなたでも、フリーでお越しください!


貴子さんのダイアリーには次のような文章があります。


「窓辺の数だけ涙がある」


叔母の元へと通い続けた都内の大病院。入り口はホテルのロビーのように豪華で、広々した会計のエリアの左奥に、診療内容別に待合室があり、朝早くから診察を待ち並ぶ人がすし詰めに並んでいます。

「・・・・ これはなんという風景だろう!?」

 

夕暮れ時、面会時間ギリギリに滑り込むように病院へ行けば、私と同じように、後から後から訪れる家族が次から次へと通用口へ。

 

愛する人の元へとみんな足早にエレベーターを登ってゆきます。

「脳神経外科」のフロア。窓に面してビッシリと何部屋もある病室には寝たきりの患者さんがいっぱい。

年末のクリスマスイルミネーション輝く賑やかな大都会。

 

そのど真ん中で 脳の病と闘い、苦しみながら生きている人達がこんなにも沢山いるんだ!

思わず瞳を閉じて深呼吸しなくては、自分まで病気になってしまいそうな気持ちになりました。

 

この頃、叔母の病室へ通うたび、窓の外を遠く眺める叔母の背中によく出会いました。

「元気に明るく名前を呼ぼう!と勢いよくドアを開けるのですが、そんな思いを跳ね除けるかのような、空気の止まった病室に小さな背中。

「こんな風に、叔母のように沈む思いで、どれだけの人達がこの東京の空を眺めているのだろう?!」

病室の窓際に佇む叔母の背中ごし、まるで樹海のように広がる高層ビル、星の数ほどある窓を見て、そう思いました。

 

叔母の元へ通うことで目の当たりにした都会の大病院の現実は、私にとって大変大きな出来事でした。

経済成長の裏に生まれる痛みを見るようです。

叔母も80年代高度経済成長の真っ只中、外資系の花形社員として働きに働いた人でした。

また、これまで「息を吸うこと、食事を噛み、飲み込むこと」も普通のことだと思っていたけど、みんな「特技」で、全ての力は「決して当たり前ではない」ことを知りました。

「生きる」ということは「優れた機能」ありとあらゆる技能を失ってゆくことなのかもしれない!と。

 

また、次から次へと止まることなく来る患者さんの苦しみを、来る日も来る日も、どんな凄い事体も普通に平常心で向き合っている医師や看護師さん。凄すぎる。尋常な仕事じゃない。

みんなみんな、ギリギリの中で生きている!リアルな「今」に放り込まれ、心痛みました。

 

あれから3ヶ月。

今では叔母の手足は細くなり、首を上げることも、瞼を上げる筋力も衰え、日に日にALSの症状は進んでいます。

でも、小さく切った食事を、むせながらも頑張って食べている姿は、彼女のせいいっぱいの全身全霊の力、彼女の生きる意志を強く感じる瞬間でもあります。

 

その貴重な時間を共にする中、徐々に私の中に新しい気持ちが芽生えてきました。

「毎日、元気を与えられている自分だからこそ、叔母の分も、母の分も、そして難病と闘っている多くの皆さんの分も頑張ってRoots Of The「涙河」キャラバンを続行して「歌」という「心の栄養」を皆に届けに行こう!」と。


http://takako-shirai.jp/index2.html


本当に、窓の数だけ~。


貴子さんが書いてられたとおり、本当にそのとおりだと思います。


どうか、どうか、一人でも多くの方々に聴いていただきたいです!


よろしくお願いします。


本当に、このような機会をいただき、ありがとうございます。


4月8日は妙深寺へ!

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