妙深寺はつま先でプルプル立っているようなもので、コロナ禍の影響もあり厳しい状況にあります。
それは新型コロナウイルスという世界同時の大災害ですから、これまで妙深寺が活動してきたスリランカ、インド、ネパールも同じ。それぞれ甚大な被害と影響を受けています。
妙深寺スリランカ・コロンボ別院にはディリーパ良潤師とハシャーン清嵐師、ネパール別院にはダハール清天師、現在インド親会場にはカドゥカ清地師。
今回の開導会ではそれぞれがメッセージを寄せて、まさに国内外が一体となった奉修となりました。
昨夜、妙深寺報が入稿いたしましたので、開導会の御法門、体験談など、手にとって細かくお読みいただくことが出来ます。どうかお楽しみに。
この大変な最中、岡山の妙現寺さまから大変な御有志をお預かりしてしまいました。
先日の宗会で、思いがけず山内日得御導師に声をかけていただきました。佛立アンバサダーのディリーパ良潤師がコロナの影響で来日できず、妙現寺さまも日本とスリランカをインターネットで結び、開導会をリモート奉修なさったのです。すごい。
御縁をいただいてから、なにかとご支援くださり、昨年もスリランカ別院に大きな御有志をお預かりしたのです。本当に、スリランカやインド、ネパールで花開いた御縁を、そして海外の僧侶たちの活躍を、メンバーたちのご奉公を、喜んでくださっておりました。
そして、本年も、INS(インド・ネパール・スリランカ)国際弘通基金に100万円もの御有志をお預かりしてしまったのです。それのみならず、妙深寺スリランカコロンボ別院に10万円、良潤師にもお布施として10万円、妙深寺報の賛助ご有志として5万円と、つま先立ちの私たちにとったら本当に目のくらむような尊い御志をお預かりいたしました。
今朝、確かにスリランカへ送金させていただきました。本当に、ありがとうございます。
コロナの影響で海外に出張できないため、先週はインドへも送金を行いました。インドではモンスーンの影響により落雷で200名近くの死者が出て、親会場のあるビハール州でも100名以上の方々が亡くなりました。まだまだ整備しなければなりません。
今朝、またまたプログレッシブのK社長からお野菜をいただけるということで作業基地まで伺って参りました!ほかのお教務さんは全員ご奉公で出ていたので、一人でハイエースを運転して積み切れないほどの野菜を頂戴して戻ってきました。
本当に、K社長には感謝感激です。つま先立ちの私たちにとってどれだけありがたいか分かりません。清和会さんが一菜も無駄にすることなく御供養を作ってくださいます。お盆も近づいておりますので、つくづくご供養の尊さを思います。
先代のご住職は「妙深寺は一度も収益事業をしたことがない。すべてご奉公、ご有志で出来たお寺だ。テーブル一つ、イス一脚、境内の木々、石一つにいたるまでご有志でないものはない。」と言っておられました。
誰もが大変な時、それぞれの御志に深く感謝いたしております。大切にご奉公させていただきます。
ありがとうございます。