ずっと変わらない妙深寺の成人式。
本堂のご宝前で、成人を迎えた者の心、成人を祝う親の心を結ぶ、まごころの式典。
私たちにとって、ある意味で自治体の成人式よりも大切な、お寺での成人式。
今年は出席者6名が全員男子という珍しい成人式となりました。それもまた特別でよかったです。
コロナ禍を乗り越えて、教養会が力を合わせ、準備を進めてくださいました。玄関の鶴の飾りに、成人式スペシャルの鳳凰が加わり、特別な日をさらに特別にしてくださいました。
教養会のお祝いの歌、松風会のウクレレ、みんなの合唱、ありがとうございます。
親や家族からの言葉、成人者からの言葉、花束の贈呈、そのすべてが妙深寺の伝統で、成人式を大切な節目にしてくれます。
本当に、今日までありがとう。うん、これからも頑張って、と。
あるようで、ない、こんな成人式。まさに暮らしの中にあるお寺、お寺と共にある暮らし。
頼もしい男性成人者の中に長男もおりました。親として初めての成人式でした。先日の得度式に続いて、言葉がなかったです。簡単ではなかった、20年でした。息子にとっても、そうだったと思います。祖母である母にとっても、そうでした。
今生人界の思い出です。人生は全てが奇跡であり、挑戦であり、種まきであり、中継ぎです。大切な灯火、尊いバトンを、受け継いでもらいたい。宇宙最高の宝物であるかけがえのない命を、輝かせてもらいたい。
一生分の一日、本当に最幸な一日でした。
成人者の皆さま、ご家族の皆さま、おめでとうございます。
本当に、ありがたかったです。みなさんのおかげです。
ありがとうございます。
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