あっという間に時間が過ぎて、日曜日の朝となりました。
今日、ブラジルでは本門佛立宗ブラジル教区の中央寺院 日教寺の上棟式が行われます。この法要は新たに建設される日教寺の完成(2025年5月予定)前に最も大切な法要です。1週間前の日曜日には旧日教寺の本堂で最後の最後の御会式が勤まりました。
6年前、海外部長に着任した直後に発生した中央寺院 日教寺の移転問題は、ブラジル教講の確固たるご信心と異体同心のご奉公によって、ついにここまで到達しました。
ブラジル教区の歴史の中で極めて大切な時、昨年から私も渡伯する予定でいましたが、ブラジル教区のリクエストで日程が前倒しになり、どうしても妙深寺の春の御会式と重なってしまいました。
新井宗務総長にお出ましいただく大変重要な出張。海外部長としての職責を果たせず申し訳ないことでしたが、一昨年も一緒にブラジルへ出張した福岡清耀師に随行いただくようにお願いしました。清耀師は前回もポルトガル語で御法門をしたり、ポルトガル語の歌を覚えて披露したり、大変な人気があります。今回もここまで見事にご奉公を円成してくださいました。
いずれにしても、この日曜日の上棟式が無事に奉修され、2025年5月のご講有巡教、中央寺院 日教寺の新本堂完成の大法要が成就することを念願します。
一方、私はこのスッポリと空いた数日間、マグマスパジャパンの小泉正太代表にご招待いただき、ニュージーランドに来ています。18才から一緒に時間を過ごしてきた盟友は、この数年の長松を見かねて、声をかけてくれました。
1年半前には腹腔動脈瘤が見つかり、心底心配してくれていました。2024年2月24日は彼の55才の誕生日。1969年生まれ、この世に出てきたのは一週間しか離れていません。
彼は、人を温めて幸せにする。僕は、御仏の教えによって人を幸せにする。
ずっと僕のご奉公を応援し、FMヨコハマ「横浜ラグーン」も彼がスポンサーすると言わなければ始まりませんでした。スタートアップの大切さ。成功事例ではなく、いつも信じてリスクを取ってくれました。
実は、10年前、京都佛立ミュージアムが終戦70年の企画展を模索している時、オノ・ヨーコさんにコンタクトしようと思って彼に紹介された方々がサンマリノの裕子さんだったり、その時その場所におられたのが100万人のクラシックライブの蓑田代表だったり、うかい亭の平林さんだったり、弁護士の河合先生、東横インの西田会長でした。ちょうど10年前です。
ニュージーランドに点在する温浴施設、天然温泉施設、泥風呂などマグマスパ事業の視察に同行し、また体験したことのないことにも挑戦しました。小泉代表には、心から感謝しています。どんどん生きにくくなっている世の中で、友人の存在はかけがえありません。
今生人界、あと何年生きられるか分かりません。少なくとも父は60才の還暦を越えて8ヶ月後に亡くなりました。早かったです。いつも、その計算で自分の人生を考えています。すると、夏はあと5回。春夏秋冬、4回か5回。彫刻刀で、一つ一つを刻み込むように生きなければと思います。
そんなことを確かめる数日をいただきました。命あるかぎり、自分にしか出来ない道を歩み、信じた道を真実に、狂気的な情熱で生き切らなければならないと思っています。世界中、日本中、一人でも多くの人が、幸せに、安全に、生きてゆけるように、その一助となるべく、生きたいです。心に自由を、平穏を、安心を、清々しい夢を、豊かな希望を。
No.1フィッシャーマンの佐藤玄さんにご同行いただき、あり得ない出来事の連続でした。
2024年2月24日、小泉正太の55才の誕生日、満月の輝くニュージーランドで、僕のような素人が、66センチの黄金に輝くブラウントラウトを釣り上げるという奇跡もありました。本当に、これはあり得ないことでした。申し訳ないですが、心から感動しました。
留守中、申し訳ありません。火曜日の朝のフライトで戻ります。南無妙法蓮華経。ありがとうございます。