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5月, 2017の投稿を表示しています

映画『パッセンジャー』

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いろいろなことが重なり、力が抜けたまま月が変わろうとしています。

すぐに6月。

妙深寺の開導会もあり、ギャヌの得度式、スリランカ信徒の来日と続きます。

充実の6月とするためにも、心せねばなりません。

5月、スリランカに向かう機内で観た映画「パッセンジャー」は、とてもいい映画でした。

特別SF映画が好きというわけではなく、むしろドキュメンタリーやロードムービーが好きなのですが、こういう映画には参ってしまう。

「クラウド・アトラス」と同じように、永遠の時を感じられるからでしょうか。

人は、どうしても目の前、ほんの刹那の感情に流されてしまいます。

もっと、もっと、大きな時間と空間の中で生きていることが意識できれば、現在の苦労は未来の幸せにつながると、そんな希望が湧いてくると思うのです。

この映画にはいろいろな意見もあるようですが、孤独を感じる人生の中、さらに孤独の中にも孤独を感じる宇宙の中で、人間の幸せとは何か考えることが出来る。

SFなのか、ラブストーリーなのか、アクション映画なのか分からないくらい、いろいろな要素がありました。

素直に、この映画を観て、俳優の男性がとても素敵で感情移入してしまうし、ジェニファー・ローレンスは本当に美しく、彼女のよさが引き立っていたように思いました。

いつもそうですが、最後に観客を信じてくれている脚本が好き。

結末はともかく、観る人を信じてくれていて、想像させてくれる。

「あぁ、あれからどう過ごしたんだろう」

未来でも、やはり短い人間の一生。

その一生をどのように、誰を愛して、誰と一緒に、何を目標に、過ごしてゆくか。

いろいろな人生があります。

愚かなこともあるし、愚かなこともするし、失敗も、後悔も、誰にだってきっとある。

その人生を、たった一度の人生を、限りなく意味深く、大切に、幸せに、過ごしたいものですね。

そう思えた映画でした。

お時間があれば是非。

御法門の無くなる日

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5月末、やっと全ての原稿を書き終えて、今日は平塚の上行寺へ伺い、修学塾の授業を担当しました。
いま「御法門が無くなる日」というテーマを念頭にして勉強をしています。
先日来、最先端企業でAI(人工知能)がどのように進化してゆくかを研究している方からお話を伺いました。
学術的、専門的な話は別として、AIやIoTの発達によって今後5年で劇的に変わってゆく社会を実感をともなって見ることが出来ました。
そして、新入社員の教育や全体の人事もなさっているその方は、こうした状況を考慮して、これまでの概念を180度転換したと言っておられました。
つまり、AIの台頭をビジネスの上でシビアに見越せば、いわゆる学歴が高いというような評価は全く通用しないと伝えているということです。
それらは全てAIに代わられるものというのです。
ケンブリッジ大学の今後10年~15年で無くなる職業と合わせて考えると頷くしかありません。
外来の医師ですらAIに代わられるというのですから。
いくら経験豊富な医師でも、一瞬で世界中の膨大な臨床例を検索して、最適な治療法や薬を選ぶAIと同じならば必要性が薄れてしまうということでしょう。
それでは、そうした時代に向かっている若者たちに何が大切で、どこを伸ばせと言っているかといえば、いわゆる人間力であり、コミュニケーション力や機転、機微、人間にしかない温かさ、思いやり、などなどということ。
まだまだ思索の途中ですが、これを佛立教務のご奉公に重ねて考えてみると、先述した「御法門が無くなる日」ということが頭に浮かび、ではそれを前提として研鑽を重ねておくべきことは何か、考えていたのです。
教化力、感化力、人間らしい温かさ、慈悲心。
御法門の前説、なぜこのタイミングでこの御教歌を選んだのか、日頃のご奉公がにじみ出る御法門でなければ、全く通じない時代が来るのではないかと想像します。
そういう視点に立って、教務が研鑽してゆかなければならないと、今日の授業でもお伝えしました。
様々な問題意識を共有し、それぞれの現場で新しいご弘通の試みに挑戦するお話を交換することも出来、有意義でした。

スリランカの大雨、洪水被害

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スリランカの大雨、洪水被害。
良潤師から報告が来ています。
南無妙法蓮華経ー。
「御住職、
ありがとうございます。
本日キャンディで新しい信徒組の初組御講がありました。只今コロンボに戻りました。
すでに、ご存知だと思いますが、スリランカでは大雨による洪水の災害が大変ひどくなっております。
報告として、ゴール地域は一番被害を受けています。
現在は91人の死者、53000人+避難という状態です。ご信者さんは今のところは皆無事ですが、ゴール、タンゴールそしてパードゥッカ地域のある場所のご信者さん4軒が洪水に囲まれて出入りできなくなっております。
あの、川を渡ってお助行に行った家ももちろん洪水に囲まれています。その近くに低地にあったご信者さんの家(私の親戚)が完全に洪水に沈んであります。家族の皆んなは無事です。彼らと連絡が取れます。ライフラインも今のところできています。
強い風でコロンボ別院の新しいアクリル屋根が半分飛ばされました。ゴールとそのとなりの地域は土砂崩れで道が通れなくなっております。」

あっけない死と、永遠の命

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NHKカルチャー青山教室からの帰り道。
昨日の夜は贅沢なほどゆったりした時間を過ごさせていただきました。
賢治さんの世界、京都佛立ミュージアムの図録を見ていただきながら、深く、どっぷりと、作品や彼の真意の中に入ってく。
詩や作品に共通するものを見つける。
あっけない死。
永遠の時。
普遍の法と力。
無限の意志。
「ほんたうの道」「ほんとうの幸」。
法華経の教えが散りばめられています。
賢治さんの作品を、今こそ読み返したいですね。
言語化できる人、文章化できる人の素晴らしさ。
それにしても、虔十も、平二も、あっけなく死ぬし、楢夫も死んでしまうし、カムパネルラもそうだし、賢治さんの作品はきつい。
しかし、だからこそ、何かが輝くし、それを前提にした大切な生き方や、その後に続く世界、その後に続く命について描き、それを浮かび上がらせています。
昨夜は久しぶりにたっぷり堪能させていただきました。
ありがとうございます。

もっとジタバタと

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昨日、5月の教区御講が終了いたしました。
ここ数日は身体はともかく頭が疲れましたー(汗)。
今月は、ゴールデンウィークから京都やスリランカへの出張、そのまま飯田から長野と、妙深寺の御講日程も長期間にわたりました。
早いもので今夜はNHKのカルチャーセンターで講義の日です(汗)。
講義用の資料を整理するのが大変でしたー(涙)。
フーッ。でも、何とか準備完了。
先週はボクシングの試合がたくさんあったのですね。
インターネットに出ていた村田諒太選手の姿勢に深く共感、感銘を受けました。
自分のスタイルに迷うこともあったけれど、自分だけが持つ、本来の持ち味は何だったのか、もう一度原点に戻って、自分を信じて、やり直したと。
とても大切なことだと思います。
成長する中で、いろいろなことを吸収したり、改善したりする中で、自分らしさを見失うこともありますよね。
僕も若い頃から比べると丸くなったと言われるのですが、それだけでいいかというとそうでもないと感じます。
こういうのを「古法華」というのかも知れませんし。
もっと、熱くなって、尖っていなければ。
崩れてゆく価値観、壊れてゆく世界を前にして、とことん、とことんジタバタしたい。
僕たちは自己の完成を希う禅僧ではなく、他者の力となる過程の中に自己の完成を見る法華経の行者を目指しています。
だから、薄眼で穏やかな顔で瞑想しているより、目を見開いて前を向き、火中の栗を拾い、徳は人にゆずり、苦労は我に引き受ける生き方を選ぶ。
これが本因妙という修行。これ以外は違う。

ギャヌ・ダハール ご挨拶@かながわ布教区婦人会錬成会

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2017年5月21日
第31回 かながわ布教区婦人会錬成会
ネパールから来たギャヌ・ダハール君がご挨拶をさせていただきました。
日本語、一生懸命に練習しました。
ありがとうございます。

ブラジル本門佛立宗 紹介VTR

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Brazil HBS
ブラジル本門佛立宗の紹介VTRです。
素晴らしい内容です。
生きた仏教が、南米ブラジルに広がっていること。
感激です。
日本中、世界中の人に知っていただきたい。
ありがとうございます!

歴史ドキュメンタリー映像『長松清風伝』 短縮版

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佛立開導日扇聖人御生誕200年慶讃記念

歴史ドキュメンタリー映像『長松清風伝』 短縮版

100年後も

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4月18日、久しぶりに妙深寺に帰山。
京都の会議からそのままスリランカでしたので、11日ぶりの横浜となりました。
5月17日の朝には清朋がインドから、夜には清行がネパールから帰国し、2人とも無事に帰山することが出来ました。
清朋は約半年ぶりの日本でした。
慣れない国、しかも近隣にレストランなどが全く無い村の中、食事もままならず、ずいぶん痩せて、しかし精悍になって帰ってきました。
清行もネパールで数々の難題を解決し、雨季に備えたご宝前の荘厳も完了し、帰って来てくれました。
国内も、海外も、次から次へといろいろなことが起こります。
帰山した夜は、ほぼ一睡も出来ませんでした。
副ご住職にご病気が見つかり、手術をされることとなりました。大切な方の病気が一番つらいです。本当に、父親と同じようなお方なので、苦くて仕方がありませんでした。
鬼のように思われてもまだまだ弱くて甘いです。
先住がご遷化になられてから今までご奉公できてきたのは多くの方々のお力添えがあればこそでした。
内側を守ってくださる方がいてくださればこそ、京都や長野、支援地や海外でもご奉公出来てきたのです。
妙深寺副ご住職、坂本正教師のご祈願、よろしくお願いいたします。
若い教務、特に清朋にたくさん食べてもらいたくて、中華街に行きました。
100年後にも、彼らの名は残ると思います。
日本はもちろん、スリランカ、インド、ネパール。
本当に、みんな歴史的なご奉公をしてくれていると信じています。
今だけ見ていては分かりません。でも、分かります。
本物の仏道修行の道を、みんなと歩んでゆきたいです。

本晨寺の地鎮式

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佛立開導日扇聖人ご生誕200年慶讃ご奉公の誓願。
本晨寺は全て成就させていただくことが出来ました。
その上に、大変なお計らいをいただき、この度は本晨寺に隣接する約80坪の土地を取得させていただくことが出来ました。
「異体同心なれば万事を成じ、同体異心なれば諸事叶ふべからず。」
とても手が出ないと思っていましたが、数々のお計らいとご奉公をいただいて、ご信者さまの駐車場用地として取得することとなりました。
法華経本門の法城、本晨寺の境内となったこと、万感の思いです。
特に、1月3日にお助行に伺い、抱き合って今生のお別れをし、1月17日に帰寂されたみち子さんのご奉公は生涯忘れません。
ここに刻まれて、未来永劫しっかりと護持させていただきたいと思います。
十界の聖衆、この地に来臨し給い、一切の障礙を払い、即是道場にして知見照覧なさしめ給え。南無妙法蓮華経ー。
本晨寺、益々、弥々、ご弘通隆昌発展なさしめ給え。
南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経。
朝は雨が降っていたそうですが、素晴らしいお天気となりました。
新たな土地の周囲にお供水をまかせていただいて浄め、御題目による地鎮式を無事に奉修させていただきました。

お師匠さまと飯田の母

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15日の夜に帰国して、16日は長松寺、17日は長野県飯田市まで。
午前中、本晨寺飯田堅信組の組御講、午後は久保田さんのお宅に移動。
ご宝前で一座のお看経をいただいてから田植え。
お師匠さまとケンちゃんのご指導をいただきながら最高に気持ちのいい時間でした。
あたたかい心づかいを感じながら、今年もお師匠さまと田植えの出来る有難さ。
師匠の家の前には、色とりどりの岩間ツツジが咲いていて、目を奪われます。
機械の力を借りていたのに、運動不足の僕はもうお尻が痛いー(笑)。

Seiho Arima arrived from India!!!!

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Seiho Arima arrived from India!!!!
India, Nepal and Sri Lanka HBS, full power!!!!
Namumyohorengekyo!!!
Boooooooom!!!
清朋師がインドから戻ってまいりました!
妙深寺のみんなが、あたたかく迎えてくれました(涙)!
無事で何より!
インド、ネパール、スリランカ本門佛立宗、INSはフルパワーです!
南無妙法蓮華経!

始まりの時

昨夜遅く、無事にスリランカから帰国いたしました。
本当に、今回の出張は過密でしたが、それはそれは濃密で、有意義なものとなりました。
17日にインドの清朋が一時帰国しますが、モディ首相の参加とセレモニーで行ったメッセージは、不安定なインドのご弘通にとって心強いことです。
ウェサック中、モディ首相の隣りに座っておられたのは先日来日し、本山でご講有、ミュージアムで福岡御導師に面会、夜は長松寺にお泊まりになったラージャパクサ仏教大臣。
スリランカ仏教省と深まった関係も含めて、本当に有難いことです。
また、この出張中、キアヌ・リーブスが主演した『リトル・ブッダ』の監修を担当した教授とお会いし、様々な課題、現状、未来について意見交換することも出来ました。
米国での仏教について、僧侶のトニーが言っていたことも、示唆に富んでいました。
私たちは「謗法に似たり」という行為を「相似の謗法」と呼んで戒めます。
たとえば、ポリシーなく神社や仏閣を巡ることは相似の謗法に当たりますし、他の僧侶と安易に交わることもこれに当たります。
しかし、この「戒め」と「不軽行」「菩薩行」のバランスをしっかりと取らなければご弘通になりません。
蓮の花は泥の中に咲く。
綺麗な水を求めて咲こうとしても栄養が足らず、蓮華は咲かない。
西山茂教授は「内棲宗教」と言いました。
しかし、これは佛立仏教の本質や開導聖人のご真意、佛立の真価、次の段階へと歩みを進めてきた事実を除外した初期佛立を指した解釈です。
佛立仏教は、当初から「内棲」ではなく「核心」であり、この「核心」から全世界へ伝播する実体です。
「仏教」という「イメージ」。
これが全世界の仏教を覆っている実態です。
海外では浄土教のことを総称して「Pure land」と呼びます。
しかし、その実際の現場は「浄土教」の詳細を伝えるものではなく、誰もが感じている「仏教」というもののイメージを背景として「内省」を説いたり「輪廻」を説いたり「平和」や「協調」「慈悲」を説きます。
それが「Pure land」の教義かというと首を傾げざるを得ず、しかしこうした「イメージ」や「雰囲気」に集い、手を合わせていたりします。
トニーが言っていたけれど、アメリカに仏教が渡ってからわずか200年。
世界が仏教を求め、世界中の人びとにとって仏教が普遍的な価値を持つと思われるのに、まだ「本質」に迫ることは出来ていない。
それは、誰もが…

【HBSNEWS】スリランカHBS 3月弘通活動報告

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スリランカから、無事に帰国しました。

ご祈願をいただいた皆さま、本当にありがとうございました。

スリランカで制作し、広報局でまとめた動画、HBSNEWSですー。

有能有敵、無能無敵

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良潤が28才になったと聞いて、あらためて驚きました。
彼と会ってから、12年も経ったのですね。
本当に、立派になりました。
いつも同じようなことを言っているけれど、今回はさらにハードな内容となりました。
大統領や首相とお会いするオフィシャルな予定が組まれていたため、海外用ではなく一番いい法衣を持ってきたのですが、完全に失敗でした。
レセプションやセレモニーだけの予定をキャンセルして、本門佛立宗のブースに立ってご奉公することとなり、毎日頭からお湯を浴びているような湿気と汗でダメになっちゃった(汗)。
母の日に、よくに感謝も伝えられていない母上に、怒られるなー(涙)。
でも、もう仕方ないと諦めました。
遺品の一つになるとしたら、これも長松清潤の思い出として見てもらいたいです。
グチャグチャ、ボロボロの法衣を。
そういうお坊さんだった、そういうご奉公だった、そういうスタイルだったということで、そこから佛立魂を感じ取ってもらえたら、いいなぁと思います。
法華経には、わざとボロい衣を着て尊敬を集めようとしているお坊さんもダメだとありますから、それだけでもいけない。
深いです、常に。
とにかく、VIPとしてのスケジュールになるかと思いきや、ほぼ全てファーストフードでしのぐギリギリのスケジュールとなり、最高だったということです。
また、スリランカのご弘通も大きく前に進むでしょう。
スリランカ、ネパール、インド、大切に積み重ねてきたご奉公が、大きく一つに結ばれようとしています。
そして、世界全体に広がろうとしてる。
ありがたいこと極まりなし。
スリランカ国内で、これほどまでに正々堂々とご信心を伝えられることに、みんな感動してくれていました。