スリランカで初めて開催された国連ウェサック2017の主賓は、インド共和国のナレンドラ・モディ首相でした。
このことは、現在の世界の情勢と、これからのアジアの平和と発展にとって、とても重要な意味を持つと思います。
数日前、世界的ハッカー集団・アノニマスが、あらゆる情報やシグナルを総合してみると、朝鮮半島で第三次世界大戦が始まる可能性が高まっていると警告しました。
当事者たちは度を失っているか、小さな部屋の中で横柄になるか、ヒステリックに震えているということでしょう。
とにかく、あぶない。
そんな中、異なる価値観の代表者たちが、ブッダの出現や存在やメッセージを称えながら、互いの平和や発展を希求する言葉には心をうたれました。
オープニングは、主催側のスリランカ法務大臣・仏教大臣のウィジェヤダサ・ラジャパクサ閣下がスピーチ。
続けて、スリランカ首相、スリランカ大統領と続き、その後でモディ首相のスピーチでした。
特に、モディ首相のスピーチは、現在のインド社会の状況を思うと踏み込んだ発言もあり、仏教を深く学んでいることを分かり、締めくくりにもブッダの言葉を引用していて、感動しました。
世界の期待と仏教界の実際。
ずっと、スピーチをお聞きしながら、考えていました。
世論調査では「仏教に期待する」は80%を超えるのに「お坊さんに期待する」は10%に満たない、この落差、違いこそがこれからの課題となります。
仏弟子、心せねば。
いずれにしても、壮大なウェサックが始まっています。
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