2017年5月13日土曜日

パタゴニアの法衣

スリランカは22時を過ぎましたが、ウェサックの本門佛立宗ブースには人がたくさん集まっていました。


昨夜はハシャーンたちがそのままブースに泊まってくれました。


あの暑さの中でどうやって寝るのか、本当に頭が下がります。ありがとうございます。


センターで夕方のお看経を終え、短く法話をさせていただいて、シャカ・キングダムの会場に作られた本門佛立宗ブースに向かいました。


まだ夕食も食べていませんが、昨年に引き続き別の会場にも行きます。


今日、世界中の僧侶が集まる会場を見渡して、実に様々な法衣があるものだと感心しました。


仏弟子たちが身につけていたのは「糞掃衣」がルーツと言われていますが、仏教の伝播と共に、それぞれ歴史を重ね、それぞれの文化を吸収しながら、今日に至ります。


ものすごく複雑で豪華なものもあれば、初期仏教のようにシンプルなものもあります。


しかし、実はいつか書いたとおり、初期仏教のようなシンプルな法衣にも、細かなこだわりや階級を示す制度があり、やはり欲をくすぐるようになっているらしいです(笑)。


お坊さんがみんなスマホを持っているのも驚きでした(笑)。


だから、やはり、全く新しい時代を迎えているのです。


東アジアの私たちの法衣も複雑な部類に入るのかもしれません。


いずれにしても本化仏教が本領を発揮する末法現代が到来しているのだから、アクティブな生きた仏教らしいコスチュームが欲しくなります。


朝から夜まで走り回り、汗だくで、すぐボロボロになってしまいます。


個人的にはパタゴニアにプリモーディアルな仏教法衣を開発してもらいたいなー。


って、書いてる途中で会場に着いたり、ご奉公させていただいてまた車に乗り、気づけばもう23時になりました。


センターはまだかー。


って、着きました、やっと。


今から夕ごはん。


と書いて力尽き、いま朝の5時を過ぎました。

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