NHKカルチャー青山教室からの帰り道。
昨日の夜は贅沢なほどゆったりした時間を過ごさせていただきました。
賢治さんの世界、京都佛立ミュージアムの図録を見ていただきながら、深く、どっぷりと、作品や彼の真意の中に入ってく。
詩や作品に共通するものを見つける。
あっけない死。
永遠の時。
普遍の法と力。
無限の意志。
「ほんたうの道」「ほんとうの幸」。
法華経の教えが散りばめられています。
賢治さんの作品を、今こそ読み返したいですね。
言語化できる人、文章化できる人の素晴らしさ。
それにしても、虔十も、平二も、あっけなく死ぬし、楢夫も死んでしまうし、カムパネルラもそうだし、賢治さんの作品はきつい。
しかし、だからこそ、何かが輝くし、それを前提にした大切な生き方や、その後に続く世界、その後に続く命について描き、それを浮かび上がらせています。
昨夜は久しぶりにたっぷり堪能させていただきました。
ありがとうございます。
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