2007年12月14日金曜日

行弘くんからのメール

 まだ京都。今回の京都は天気がすぐれない。今朝もどんよりと曇っていて、雨がパラパラと落ちてきている。麩屋町から北野に向かう車のフロントガラスに冷たい雨の粒。

 冬の京都は冷え込む。身体の芯まで冷えるような寒さがある。まだ、冬は本番を迎えてはいない。今日などは温かい方だろう。お正月を迎えて、1月から2月になると、信じられないほど寒くなる。そんな京都の冬は、つくづく春が待ち遠しくなる。

 京都から田口くんについて第二回目のブログをアップした。今朝、メールをチェックしたら本人からメールが来ていた。ありがたい。それを紹介したいと思う。

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清潤御導師、

 ありがとうございます。

 日本では短期間の帰国にも関わらず、長松寺を参詣させて頂き、御導師に再会できた事をありがたく思います。

 先日の御導師のブログ、拝見させて頂きました。たくさんお褒めのお言葉を頂きありがとうございます。少々、照れくさいです(笑)。

 しかしながら、今回の受賞は、当然のことながら、決して僕一人の力で頂いたものではありません。それは、もちろん、母、父、家族、友人の支えがあり、いろんな人から頂いた力(知恵)の一つの結果だと確信しております。

 毎月、妙深寺様から送ってくださる寺報には、御導師をはじめとする、御信者様などが書かれた言葉に知恵が多く詰まっております。それも御導師がおっしゃる、「サイン」だと思っています。

 僕はそれを美術の世界で実行、行動に移したまでに過ぎません。ちなみに、御導師がイタリアで色々と話してくださった中で「負を取れ」という話が分かりやすく非常に印象深く、それを実行させて頂く為に、御宝前にお願いさせて頂いております。

 その他、もちろん、様々な方々の助言や出会いで、今の僕に至ると考えております。

 そういう思いから、今回、受賞で頂いた賞金を僕を育ててくれている縁のあるお寺(本成寺、遠妙寺、妙深寺)に御有志させて頂きました。
 こんな時しか、まともに御有志させて頂けないということがまだまだ未熟ではありますが・・・

 また、今回の受賞は勿論、ありがたい事ですが、一つのステップだと思っております。跳び箱で言うならば、踏み台のようなものだと思います。
 これから、もっとデカイ跳び箱を跳ぶために、御信心を絶やさず、精進させますので今後もよろしく御願いいたします。

 妙深寺の御教務様、毎月かかさず寺報を送ってくださる事務の方、御信者様によろしくと御伝えください。

 ありがとうございます。

 合掌、

 行弘拝、

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 う~ん、立派なメールを書くようになった(涙)。ありがたい(涙)。

 そして、続いて彼から追伸メールが来た。田口くんがインタビューを受けた内容が掲載されている。彼の制作スタンスが分かると思うので、是非読んでいただきたい。すごい。

 東京アートビートに紹介された「関係の発生」を、ここに紹介する。

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