こちらの方が、感謝しています。
良潤師とケネカちゃんを除いたスリランカのメンバーが、今朝、無事に日本を離れ、帰国の途に就きました。
本当に、よく頑張ってくれました。
本当に、数ヶ月いなければ出来ないであろうご奉公を、休む間も惜しんで、やり切ってくれました。
きっと、感じてくれたと思います。
行く、仏教を。
待つのでも、考えるのでも、ない。
スリランカでも、義はつよく、親切に、丁寧に、謙虚に、柔軟に、へこたれず、あきらめず、投げ出さず、幅広くご奉公してもらいたい。
今、不軽菩薩がおられたら、どこに出かけて、どんな風になさるか。
きっと、あそこにも出かけて行って、こんな風になさるだろう。
きっと、あの人たちにも声をかけて、こんな風にお話されるだろう。
周囲には、どこにもお手本がないくらいに思って、生きた仏教を発現してもらいたい。
今回の来日ご奉公が、そんなイズムに目覚める機会になったなら嬉しい。
無事に帰国してくれること、そして、帰国後の彼らが、10年後、20年後、30年後に至るまで、スリランカのご弘通を担う人になってもらえたら、こんなに有難いことはない。
横浜、東京、京都、陸前高田、鎌倉、千葉で、たくさん生まれた思い出を、ずっと忘れないで欲しい。
ありがとうございました。
道端に座っている写真は、香菜子さんが撮ってくださいました。素晴らしい瞬間で、感激しました。
広島の平和記念資料館にあった、原爆投下直後を描いた壁画が、東日本大震災の直後に見た被災地の光景と酷似していて、背筋が凍りました。
本当に、恐ろしさを感じました。人間の恐ろしさを。
知ってもらいたい。
こぼれ出してしまったら、もう追いつかない。
スリランカのみんな、本当にありがとうー。
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