敬老の日。
本日、雨天の予報でしたが、素晴らしいお天気の下で、妙深寺の敬老の日、敬老松風大会・長寿者御礼御講を開催、奉修させていただきました。
お寺のみんなの協力で、老若男女、全員でお祝いをすることが出来ました。
本当に、微に入り細に入り、ご奉公いただきまして、ありがとうございます。
夕方から会議もあり、やっと一息でした。
昨日は教区御講を2席勤めさせていただきましたが、素晴らしい御講席でした。
前の席は、大川さん。
透析治療を始められる前は、命も危ぶまれるほどでしたが、見事御講のお席主をご奉公されました。
「お助行くださった、皆さまのおかげです」
そうご挨拶された大川さんに、健康回復をお祝いした花束の贈呈もあり、和やかで、嬉しい御講でしたー。
また、次の日の敬老会で、90才の卒寿を迎える篠行子さんにもお祝いの花束ー!
ありがたかったです。
次のお席は、佐々木さんのお宅にお参りさせていただきました。
玄関の前で、雅子さんの横で、1年前に結婚されたばかりのお嫁さん、桃子さんが出迎えてくださいました。
「偉いなー、お嫁さんなのに、お坊さんのお迎え、偉いなー。」
と思っていました。お義母さんに言われて、しっかりされているのかなー、と。
お看経、御法門、しっかりとお参りくださった桃子さん。
何と、御法門が終わった後、その桃子さん自らお話をしてくれるというのです。
本当に驚きました。
というのは、むしろ、ちょっとお義母さんに強く言われて、半ば仕方なくお迎えくださったり、お参りしていたのではないかと、勝手に思っていたのです。
ちょうど1年前、妙深寺の第二本堂で、私が結婚式を奉修させていただきました。
あの時、本当に、最初にお会いしたから。
あれから、たった1年です。
でも、桃子さんは、素直にお話くださいました。
最初に結婚のお話をしに行った時、お義母さんの雅子さんから、お寺についてのこと、ご信心についてのお話を聞いたそうです。
帰り際、すでに車の中で「本門佛立宗」とインターネットで検索して、調べ始めた、と。
そして、妙深寺のホームページ、私のブログなどを閲覧して、勉強してきてくれたのだと。
そして、30年間、宗教も、仏教も、信仰も、全く縁がなかったけれど、何より大事なのは、「思いやり」であると気づいたというのです。
「信じる心」を強くすることで、自分の中の「芯」が強くなるのを体験したのだと。
いま、とても幸せなのだと話をしてくれたのです。
もう、感動しましたー。
1年間。
雅子さんと話をしながら、今日を迎えたのだということです。
昨日から今日。
毎日、毎日、いろいろなことがあります。
でも、本当に、ありがたいです。
ここで、教えていただきます。
幸せは、遠くになんてなくて、とっても身近なところにあります。
今日の敬老の日も、最高でした。
また、ゆっくりレポートしないと。
全国的に天候が悪いようですが、気をつけてくださいねー。
ありがとうございます。
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