2015年9月6日日曜日

感動の御講から

敬老の日。

本日、雨天の予報でしたが、素晴らしいお天気の下で、妙深寺の敬老の日、敬老松風大会・長寿者御礼御講を開催、奉修させていただきました。

お寺のみんなの協力で、老若男女、全員でお祝いをすることが出来ました。

本当に、微に入り細に入り、ご奉公いただきまして、ありがとうございます。

夕方から会議もあり、やっと一息でした。

昨日は教区御講を2席勤めさせていただきましたが、素晴らしい御講席でした。

前の席は、大川さん。

透析治療を始められる前は、命も危ぶまれるほどでしたが、見事御講のお席主をご奉公されました。

「お助行くださった、皆さまのおかげです」

そうご挨拶された大川さんに、健康回復をお祝いした花束の贈呈もあり、和やかで、嬉しい御講でしたー。

また、次の日の敬老会で、90才の卒寿を迎える篠行子さんにもお祝いの花束ー!

ありがたかったです。

次のお席は、佐々木さんのお宅にお参りさせていただきました。

玄関の前で、雅子さんの横で、1年前に結婚されたばかりのお嫁さん、桃子さんが出迎えてくださいました。

「偉いなー、お嫁さんなのに、お坊さんのお迎え、偉いなー。」

と思っていました。お義母さんに言われて、しっかりされているのかなー、と。

お看経、御法門、しっかりとお参りくださった桃子さん。

何と、御法門が終わった後、その桃子さん自らお話をしてくれるというのです。

本当に驚きました。

というのは、むしろ、ちょっとお義母さんに強く言われて、半ば仕方なくお迎えくださったり、お参りしていたのではないかと、勝手に思っていたのです。

ちょうど1年前、妙深寺の第二本堂で、私が結婚式を奉修させていただきました。

あの時、本当に、最初にお会いしたから。

あれから、たった1年です。

でも、桃子さんは、素直にお話くださいました。

最初に結婚のお話をしに行った時、お義母さんの雅子さんから、お寺についてのこと、ご信心についてのお話を聞いたそうです。

帰り際、すでに車の中で「本門佛立宗」とインターネットで検索して、調べ始めた、と。

そして、妙深寺のホームページ、私のブログなどを閲覧して、勉強してきてくれたのだと。

そして、30年間、宗教も、仏教も、信仰も、全く縁がなかったけれど、何より大事なのは、「思いやり」であると気づいたというのです。

「信じる心」を強くすることで、自分の中の「芯」が強くなるのを体験したのだと。

いま、とても幸せなのだと話をしてくれたのです。

もう、感動しましたー。

1年間。

雅子さんと話をしながら、今日を迎えたのだということです。

昨日から今日。

毎日、毎日、いろいろなことがあります。

でも、本当に、ありがたいです。

ここで、教えていただきます。

幸せは、遠くになんてなくて、とっても身近なところにあります。

今日の敬老の日も、最高でした。

また、ゆっくりレポートしないと。

全国的に天候が悪いようですが、気をつけてくださいねー。

ありがとうございます。

0 件のコメント:

幸の湯、常さん、北九州

帰国後、成田空港から常さんの枕経へ直接向かいました。 穏やかな、安らかなお顔でした。こんなにハンサムだったかなと思いました。御題目を唱え、手を握り、ご挨拶できて、よかったです。とにかく、よかったです。 帰国して、そのまま伺うことがいいのか悩みました。海外のウイルスを万が一ご自宅へ...