お彼岸の準備。
本堂も、境内も、お墓も、納骨堂も、きれいにお掃除いただいています。
明日、23日は10時から、妙深寺の本堂に於いて秋のお彼岸の総回向を奉修させていただきます。
是非、お参りくださいますように。
9月21日は賢治さんの祥月ご命日。
朝から、賢治さんの書いたいろいろなことを思い返しながら過ごしました。
作品はいろいろあるけれど、その一生が一片の詩であり、巨大な作品。
毀誉褒貶は世の常。
失敗しても、どこまでも正直に、信義を尽くして生きるしかない。
雨ニモマケズとデクノボー。
9月21日、花巻では、賢治さんを偲んでたくさんの方がお集まりになったことと思います。
昨日は、比叡山延暦寺の根本中堂前で、和樹さんのご長女、香帆さんがヴァイオリンの演奏をなさったそうです。
このようなことははじめてだそうです。
賢治さん、政次郎さま、清六お祖父さまが、大変喜ばれていると思います。
香帆さまの存在、ありがたいです。
賢治さんの、珠玉の言葉は、一方通行ばかりの世にあって、生きる励みになります。
「風とゆききし
雲からエネルギーをとれ」
「われらは世界のまことの幸福を索ねよう」
「新たな詩人よ
嵐から 雲から 光から
新たな透明なエネルギーを得て
人と地球によるべき形を暗示せよ
新たな時代のマルクスよ
これらの盲目な衝動から動く世界を
素晴らしく 美しい構成に変へよ
諸君はこの颯爽たる
諸君の未来圏から吹いて来る
透明な清潔な風を感じないのか」
今日は東京タワーの下、とうふ屋うかいさまで、素晴らしい会合に参加させていただきました。
私みたいな人間が、ここに座らせていただいていいのか、申し訳なく思いましたー。
とにかく、自分に出来ることを、誠実に、コツコツさせていただくしかないと思っています。
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