2001年9月11日の、米国同時多発テロから14年。
東日本大震災から4年半。
一昨日の台風上陸後、東日本から東北地方を襲った大雨は、これまで経験したことがないほど降り続き、各地に大きな大きな爪痕を残してしまいました。
河川の氾濫、堤防の決壊。
押し寄せる黒い水の流れは、否応なく4年半前のことを思い出させ、言葉を失いました。
「昨日は人の上、今日は身の上なれば」というお祖師さまのお言葉。
他人事なんて、一つもないということ。
被災された方々の安全、ご健康、一刻も早い救援、支援を願い、祈るばかりです。
今日は、9月11日。
東日本大震災で避難生活を余儀なくされている方々は、4年半経っても、まだ19万9000人もおられるとのこと。
あまりにも、あまりです。
しかし、相次ぐ巨大災害は、これからも増え続けてゆくに違いありません。
こうした実感を持ちながら、人間や社会の在り方を見つめ直し、自分自身の生き方を、よりよく変えてゆく。
出来る時に、しておくしかない。
すぐに出来なくなり、気づいたら手遅れということがたくさんあります。
今日は結縁の日。
東日本大震災を経験した11日だからこそ、犠牲となられた方々の精霊のために御題目をお唱えさせていただき、あらためてご弘通ご奉公を誓い、努める日としています。
お助行に引き続き、新しい出会い、新しい体験、新しい可能性を信じて、二度目の東京でした。
不安な夜をお過ごしになっている被災者の方々の身体健全を祈念して。
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