最大限の注意を。
海援隊の『閑愁録』には、「人びとの心が乱れれば、天下が乱れる。」ということが書いてあります。
阿蘇山が噴火しました。
御嶽山、沖永良部島、桜島に引き続いて。
大雨と洪水被害も相次いでいます。
同時に、除染廃棄物を入れた袋が約400個も流出したといい、福島第一原発では1リットルあたり数百ベクレルの汚染水が7回近くも流出。
しかも、9月14日からは原子炉建屋近くの井戸から出た地下水を初めて海に放出。
1.5キロのパイプを外洋まで引いて、そして放出したのですね。
もう、なにもかも、わけわからなくなりますね。
でも、そうは言っていられません。
天災も、人災も、私たち一人ひとりが、心を、あり方を、見つめ直すしかないし。
「天下の乱れは仏法の乱れ」
この意識、突飛なようで、本当に尊い。
立正安国論上奏750年は、何年前だったでしょう?
東日本大震災から4年半が過ぎました。
『仏教徒 坂本龍馬』を出版したのは、もう3年以上前のことです。
同じことを、ずっと書いているように思います。
天夭、地夭、いわゆる天変地異が次々と起こる中でこそ、人の心のあり方を見よう、と。
そうは言っても、なかなか見つめ直すことは出来ませんよね。
実感が、湧かないのも事実。
しかし、今月末、9月28日(月)11時51分は、地球と月の距離が最も近づくスーパームーン。
地球と月は、356876キロまで近づきます。
この「スーパームーン」と呼ばれる距離。
2011年3月19日、356577キロまで近づきました。
このスーパームーンの約1週間前、あの東日本大震災が発生しました。
スーパームーンとの関係を示す証拠はありませんが、海の満ち干きと同じように、断層が月の引力によって影響を受けるであろうことは容易に想像できます。
去年も、スーパームーンはあったのですが、やはり気をつけるに越したことはありません。
防災の日も9月です。
シルバーウィークという大型連休もありますが、最大限の注意をしておきましょー。
写真は、横浜、みなとみらいの夜です。
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