現在、ネパールでの支援活動が行われています。
10月1日から先遣隊としてコレイア清行師(ブラジル)、3日夜から清水清康師(日本)、橋本恒潤師(日本)、清水法光師(日本)がネパール入りしました。
4日からシェーカー・クマール君(インド)、5日からディリーパ・良潤師(スリランカ)、ルーパスさん(スリランカ)が合流。
先遣隊で現地入りした清行師は、インドとの交渉決裂でネパール国内のガソリンが枯渇している中、走り回って資材や燃料を確保していました。
現地のみんなが仏丸の入ったTシャツを着て頑張っている写真を送ってくれました。
この間、清行師がまた一人のネパール青年をお教化し、御本尊拝受願いを書いている写真を送ってくれました。
こうした写真を見ていて、ジワジワと感動が胸に湧いてきて、涙が出ます。
本当に、ありがたい。
清行が妙深寺に入寺したのは、1年前の10月13日です。
ちょうど1年後、清行師がネパールでご奉公しているなど、誰が想像できたでしょう。
お会式前の妙深寺から、これだけたくさんの御講師方がいなくなるのは本当に厳しいことですが、お祖師さまが一番喜んでくださることを想い、決定しました。
「ネパール支援?そんな遠くに行って、何になるんだ?」
「日本だって大変なのに、何をしてるんだ?」
そういうことではないのです。
一天四海 皆帰妙法。
与えられたことを、精一杯させていただくのが、本物のご奉公。
"Buddhists Sans Frontiere(国境なき仏教徒)"は、10年前に作ったもの。
「釈尊出世の本懐は人の振舞にて候ひけるぞ」
そうであるならば、生きた仏教を奉じていると言う以上、しなければならないこと、行かなければならないことがあります。
ずっと、同じことですね。
留守中、みんなでサポートし合いながら、ご奉公を進めてくれています。
宗門ぜんたいの支援金をお預かりしているのですから、本当に無事にご奉公を円成させていただきたいです。
現地から、リーダーの清康師がご奉公の様子をアップしてくれています。
現地で出会った、オーストラリア、イギリス、スウェーデン、フィンランドの青年たちも合流して、村での学校建設に加わってくれたとか。
すごいです。
本当に。
今日は10月7日。
妙深寺の先住 松風院日爽上人のお誕生日です。
生きておられたら、76歳ですね。
息を引き取る直前に、その枕辺で剃髪した最後の弟子、清康師が、ネパールで、5ヶ国+4ヶ国、合計9ヶ国のメンバーを率いて、汗だくになりながらご奉公しているのをご覧になって、誇らしく思っておられるに違いないですね。
そう、そう思えば、それぞれの御恩ある先師方が、お喜びくださっているはずですね。
そうしたご奉公が、有難いと思います。
清行師が妙深寺教務部に送ってくれた写真、清康師がFacebookにアップした写真、ワクワクします。
遠くに見えるヒマラヤの雪が、輝いて見えました。
下記、清康師のFacebookの記事です。
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コレイア清行師たちが、事前に調達してくれていた学校建設の資材を車に詰め込んで、村に向けて出発しました。
しかも昨晩知りあった若者たち、オーストラリア、イギリス、スウェーデン、フィンランドからたまたま旅に来ていた彼らに「一緒に行く?」と聞くと「行きたい!」とのことで、急遽ボランティアに参加することになり、車に便乗して村まで行くことに。
前回の支援活動の時には、土砂崩れのため車で進めず、歩いて4時間以上かかった村に、今回は最後まで車で来ることができました。
車の荷物を降ろして軽く食事をすませたら、もう陽が陰りはじめました。
間も無く後発のディリーパ良潤師とルーパスさんがスリランカから駆けつけ、コレイア清行師と到着します。
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一晩テントで過ごし、恒潤師と法光師は学校の校舎の中に寝袋をしいて寝ました。
結局、コレイア清行師、ディリーパ良潤師、スリランカ信徒のルーパスさんと合流できたのは今朝になってしまい、今日は早朝から学校作りが始まりました。
ヒマラヤの高い山々が遠くにそびえ立ち、夜はとても寒かったのですが、陽が昇ると日差しがとても強く、土嚢袋に土を詰め込む作業はとても過酷ですが、ありがたいです。
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