昨夜、京都佛立ミュージアムのエントランスにて、神戸ビエンナーレ大賞”作品『鳴滝』の贈呈式が行われました。
小さな仏教系ミュージアムに、この素晴らしい作品を贈呈いただけたこと、本当に有難く、今後この作品を観るためだけに来館くださる方もいるのではないかと期待しています。
来館者や登庁者の憩いの場として、作品そのものとして、お楽しみいただけると思います。
神戸は古くから陸海交通の要衝として栄え、国際港として発展してきました。
特に、明治の開港を契機に、人・もの・情報の拠点として先駆性、多様性に富んだ文化風土が育まれてきました。
神戸の方々は、阪神・淡路大震災からの復興のなかで、芸術文化が、いかに被災した人たちの傷ついた心を癒し勇気づけ、人を思いやることの大切さを教えてくれたか、その力を実体験されたといいます。
こうした神戸のまちの歴史・経験の上に立ち、震災10年を機に「神戸文化創生都市宣言」が行われ、文化を活かした創造的な都市づくりを目指すことが宣言されました。
その取り組みの1つとして誕生したのが、2年に1度の芸術文化の祭典「神戸ビエンナーレ」。
神戸に国内外の芸術文化の力を結集してアートの更なる飛躍を図るとともに、まちの賑わいづくりや活性化につなげることを目的としています。
神戸ビエンナーレは、多くの人がアートの魅力に触れることができる「拡がり」や芸術祭としての「質の高さ」、さらには多様性や進取の気風、「神戸らしい」生活文化を兼ね備えた、他では見られないビエンナーレとして、進化し続けてきました。
この芸術文化の祭典は、若手アーティストの登竜門と言われるほどの世界的な芸術祭として広く知られるようになっています。
その神戸ビエンナーレの7部門の中に「グリーンアート部門」あります。
「グリーンアート部門」は、人と自然の関わりをテーマに、命ある植物をアートに取り込んだ作品が募集しています。
そして、今回、2015年のグリーンアート部門の大賞を受賞したのが、二人の「マコト」で構成された「makotwo(マコトゥー)」の『鳴滝(なるたき)』です。
特に、明治の開港を契機に、人・もの・情報の拠点として先駆性、多様性に富んだ文化風土が育まれてきました。
神戸の方々は、阪神・淡路大震災からの復興のなかで、芸術文化が、いかに被災した人たちの傷ついた心を癒し勇気づけ、人を思いやることの大切さを教えてくれたか、その力を実体験されたといいます。
こうした神戸のまちの歴史・経験の上に立ち、震災10年を機に「神戸文化創生都市宣言」が行われ、文化を活かした創造的な都市づくりを目指すことが宣言されました。
その取り組みの1つとして誕生したのが、2年に1度の芸術文化の祭典「神戸ビエンナーレ」。
神戸に国内外の芸術文化の力を結集してアートの更なる飛躍を図るとともに、まちの賑わいづくりや活性化につなげることを目的としています。
神戸ビエンナーレは、多くの人がアートの魅力に触れることができる「拡がり」や芸術祭としての「質の高さ」、さらには多様性や進取の気風、「神戸らしい」生活文化を兼ね備えた、他では見られないビエンナーレとして、進化し続けてきました。
この芸術文化の祭典は、若手アーティストの登竜門と言われるほどの世界的な芸術祭として広く知られるようになっています。
その神戸ビエンナーレの7部門の中に「グリーンアート部門」あります。
「グリーンアート部門」は、人と自然の関わりをテーマに、命ある植物をアートに取り込んだ作品が募集しています。
そして、今回、2015年のグリーンアート部門の大賞を受賞したのが、二人の「マコト」で構成された「makotwo(マコトゥー)」の『鳴滝(なるたき)』です。
昨夜、たくさんの関係者の方々にお越しいただき、盛大に贈呈式が開催されましたー。
神戸ビエンナーレ組織委員会事務局 アーティスティックディレクター、京都嵯峨芸術大学 大学院教授(芸術学)でもある大森正夫さまから乾杯のご発声をいただきました。
乾杯のご挨拶も素晴らしかったのですが、大森先生のお話は、宗教者としても、仏教徒としても、もう頭の下がることばかりで、これからのご奉公に向かって大きなヒントをいただきました。
やっぱり、クリエイティビティは大切。
開導聖人の圧倒的なクリエイティビティは、幕末・維新の仏教改革者として必須の要件だったように思います。
宗教家としての素晴らしさと、アーティストとしての感性。
きっと、これはセットなのです。
そのことに、気づかせていただきました。
是非、いつかテラコヤスコラで講演していただきたいと思いましたー。
ありがとうございます-!
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京都佛立ミュージアエントランスステージ『鳴滝』のご紹介
神戸ビエンナーレ大賞”作品。makotwo『鳴滝』
去る2015 年秋に開催された芸術祭「神戸ビエンナーレ」内グリーンアートコンペティション部門にて見事大賞を受賞した作品『鳴滝』。
制作者であり、京都出身・在住であるmakotwo のお二人(吉田真理さん、北澤真さん)より本ミュージアムへの作品寄贈をお申し出頂き、2016 年正月より皆様へお披露目することとなりました。京都市右京区の鳴滝界隈の風情をモチーフとした本作品は、他府県や海外からお越しの方々にとっても京都らしい憩いの場となるでしょう。
【吉田真理】アパレルメーカーを経て長野県上松技術専門校にて木工の技術を学び、2003 年京都( 右京区・京北町) に吉田木工をスタートさせる。
主に、高島屋京都店にて吉田真理「木工展」の開催、オーダー家具製作、店舗家具設計・製作など、無垢の家具を中心に制作している。
吉田木工ホームページ http://yoshidamakoto.jp/
【北澤真】
京都の造園会社の三代目で、自然と人との調和、伝統技能を取り入れた作庭を心がけている。
北澤造園ホームページ http://kitazawa-zouen.kyoto.jp
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