2019年7月14日日曜日

長野本晨寺にて



































金曜日は朝の新幹線で長野に向かい、石田通信機株式会社の第2代社長、同会長、石田保宣氏の社葬儀を勤めさせていただきました。


約450人のご会葬をいただき、今さらながら如何に石田さんが偉大な方であったか気づかせていただきました。


葬儀委員長は長野信用金庫の理事長・市川公一さまがなってくださっていました。


弔辞は声を震わせながら株式会社エイブルデザイン相談役、土屋修三さまから頂戴いたしました。


現社長の石田延章さまが見事に責任を果たし、これほど大きな社葬が無事に奉修できたこと、保宣さまもきっとお喜びになり、誇らしく思っておられます。


私もギリギリまで歎徳文を添削していました。保宣さまに託された責任を少しでも果たせたなら幸いです。


本晨寺も石田さんが心から想いをかけられた法城です。社葬の前にお参りすると病床の中で最後まで指示されていたとおり、本堂内の改修も済んでおりました。


まず、本堂には新たに内陣が荘厳され、引き締まりました。


本堂、本堂ロビー、1階エントランス、大ホール、階段などの絨毯が新調され、すっかり明るくなりました。


大ホールは100名近く着席できるように整備していただきました。素晴らしいホールの完成です。


夜が開けたら、7月14日、本山の開導会で、ご講有から堤深恭師に長野本晨寺の住職辞令を下付いただきます。歴史的な日となります。本当に、ありがたいです。


長野のご弘通はさらに発展してゆくに違いありません。


石田さんが最も望まれていること、お喜びになることと思います。本当に、ありがたい(涙)。


土曜から妙深寺の夏期参詣がスタート。朝はお祖師さまのご命日に奉修させていただく高祖総講でした。


私たちに、寒参詣、夏期参詣があってよかった(涙)。一年のはじまり、一年の折り返し地点で、この大切なポイントを作っていただけること。ここでリセットできるから、さらに価値ある人生となるんです。頑張りましょう‼️


昨日は貴子さんと本田さんがお越しくださり、妙深寺で打ち合わせをしながらお昼をいただきました。企画展の熱が冷めないうちにしっかり振り返り、丁寧にこれからのことを考えています。夏期参詣の初日に貴子さんと本田さん(笑)。せっかくですから後参詣簿に名前を書いていただきました。発見してくださいね(笑)。


14時からは妙深寺の評議委員会議。ありがとうございます。終了後、新幹線に飛び乗って京都まで帰ってきました。日曜日は第一座から本山宥清寺の開導会のご奉公なのです。


みんなのご奉公で無事にオープニングを迎えた「宮沢賢治と日蓮展」。初日の館内を宮澤和樹さんが監修、ゆっくり観覧くださいました。


和樹さんは麩屋町の長松寺に逗留いただいています。昨夜は私が京都に着くまでお待ちいただき、遅い夕食をご一緒させていただきました。


賢治さんの「ほんとうのさいわい」や「ほんとうの道」を話題にしながら、いつも贅沢な、素晴らしい時間を過ごさせていただいています。


つくづく、賢治さんには、あのご家族、銀河鉄道の父・政次郎さんや、清六さんという弟がいたからこそ「宮沢賢治」になれたのだと、巨大な慈愛を感じるのです。涙が出てきます。


ありがたいご縁の中で、ご奉公させていただいています。それこそが現証の御利益であるといつも感激しています。


ありがとうございます。

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