御講が終わり、ご染筆をさせていただいた後、次男を連れて東京の大手町三井ホールまで白井貴子さんの40周年記念ライブに伺いました。
Chance for a new life 2021.
素晴らしいライブでした。ロックなオープニングからメッセージ性の高い近年の曲まで、貴子さんやCrazy boysの40年がギュッと詰まっていました。
個人的には「Living」でウルウルしていました。ウェブ会議があり、Somedayで後ろ髪を引かれながら退出。でも昨夜あの場所にいれて最幸でした。
次男はもう4回くらい貴子さんのライブに行ってる、と言ってました(笑)。参加者で最年少なんじゃないかな(笑)。
はじめて行きましたが、この大手町ONEタワーとか、経団連ビルとか、フォーシーズンズホテルとか、本当にすごいですね。大きな大きなお城です。迷ってしまう。変わらずバブルな感じ。
明治維新は結局大きな権力闘争でした。その不思議さや滑稽さは一つの教訓で著書にはそのことを書いたつもりです。
攘夷を唱えていた人びとが権力の座につくと一転して現実路線に舵を切る。別に悪いことではありませんが、権力闘争にある種の思想や宗教的な熱狂が利用されたことを忘れてはなりません。島崎藤村の「夜明け前」も同じテーマだと思います。
相変わらず、明治維新まで遡らなければ、日本の未来は見えてこないと思っています。いま、本当にギリギリのところにいると思うから。
明け方、頭の中に貴子さんの歌が流れて目が覚めました。
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