2026年7月18日土曜日

人間を問い続ける



4年前の今ごろはイタリアのリミニで「トランクの中の日本 〜戦争、平和、そして仏教〜 NAGASAKI BEYOND, ABSOLUTE PEACE」を開催していました。


焼き場に立つ少年の写真を中心に、「なぜ人は戦争を繰り返すのか」を問いかける企画展です。


世界はとっくに戦争が悲惨であることを知っています。ガザの映像も、ウクライナの映像も、誰もが毎日見ている。それでも戦争は止まらない。


つまり、人間は悲惨さを知っても戦争をやめません。


「なぜ人は戦争を繰り返すのか」


その答えを見つけるためには人間が人間を知るしかありません。宇宙の果てを研究しても、自分の心すら知っているようで知らないのだから。


戦争は国家が引き起こすように見えて本当は一人ひとりの心が巨大化したものです。国家という巨大な生命体の中に、個々人の怒りや恐怖や執着が集積し、その一つの形態として「戦争」が現出する。


人間を知ること。「人間とは何か」を世界に問い続けること。


戦争は悪人や怪物が始めるものではなくて、ごく普通の、家族を愛し、友人を持ち、笑い、涙を流す、ごく普通の人が始めるものだから。


人間を問い続けることしかない。この問いを世界が忘れない限り、人類にはまだ希望があると信じます。


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人間を問い続ける

4年前の今ごろはイタリアのリミニで「トランクの中の日本 〜戦争、平和、そして仏教〜 NAGASAKI BEYOND, ABSOLUTE PEACE」を開催していました。 焼き場に立つ少年の写真を中心に、「なぜ人は戦争を繰り返すのか」を問いかける企画展です。 世界はとっくに戦争が悲...