2018年12月11日火曜日

シンバとナラの赤ちゃん




























ネパールのダハール清天師から写真が送られてきました。


なんと、シンバとナラに赤ちゃんが生まれました。


家族が増えたのと同じ。とっても嬉しいですー(涙)!


実は数ヶ月前、シンバは大きなケガをしてしまいました。顔を何針も縫って、大変だったのです。


でも、元気に回復し、こうして赤ちゃんにも恵まれて、本当にありがたい!


シンバを求めてチベットとの国境まで行ったのは1年9ヶ月前の2017年3月。


あんなに小さかったのに、さすが巨大になりました。


ナラにとっては初めての妊娠と出産。大変だったと思います。赤ちゃんは5匹で、2匹が女の子、3匹が男の子。みんな元気だそうです。


シンバとナラに赤ちゃんが生まれるなんて、ディズニーの映画みたい。


もうインド親会場やスリランカ別院に住んでもらいたいという話をしていました。


早く大きくなって、清朋師の側にいてもらいたいな。


もうすぐスリランカのダスン君がインドの清朋師のサポートに入ってくれる予定です。また、1月に清地師がネパールに帰国したら、清天師と手分けしてインドのサポートをしてもらおうと思っています。


本当に、うれしいニュースです。


SimbaとNala、ありがとうございます。


とにかく、子育ても大変だと思いますが、頑張ってみんな健康に育ててもらいたいです。


久遠くんが、一緒になって遊んでる。ありがたい(涙)。


得度するわけではありませんが、3ヶ月間、自分を取り戻したいと青年が入寺しました。


真剣な、覚悟の手紙をいただきました。頑張ってもらいたいです。


アチュット・コイララ君。39才。


御題目口唱の中で、必ずや自分を取り戻し、心の真の安穏を見つけるでしょう。


南無妙法蓮華経ー。


ありがとうございます。

2018年12月10日月曜日

大寒波と温暖化












師走は師走ー。走る走るー。


連日の御講に横浜市、神奈川県中を走り回らせていただいております。


ありがたいのか、かわいそうなのか、吉川妙養師が教区御講にほぼ全席一緒に回ることになっていて、同じ御法門を11回も聴聞することになってますー。


昨日は田代先生のお席でした。お席主である田代先生のご挨拶に感動しました。本当に、全ては完璧なタイミングのご縁ですー。ありがたい!


鎌倉顕証寺のすぐ近くまで行かせていただき、妙養師も一緒に美しい海岸線を見下ろすことが出来ました。


妙養師がいる間に、顕証寺へのお参詣や鎌倉のご遺跡巡りが出来ればいいのに(僕の御講を全部一緒に回るよりいいかも)。教務部にお願いしますー。


寒暖の激しい温度差で、風邪が大流行しているようです。とにかく、うがいして、手洗いして、時には「舌のお掃除」をして、あったかくして、よく眠って(お前に言われたくないと言われそう)、風邪を吹き飛ばしましょう!


大寒波が来るからと言って、温暖化している地球を忘れないように。温暖化した地球は気候を激しく変化させます。


夏は干ばつ、同時に大雨や洪水。冬は暖冬、同時に災害レベルの大雪を繰り返してゆきます。


寒い日が来たから「温暖化はない」というのは既得権益を代表する愚かな大統領と同じです。


アメリカでもブラジルでも、気候変動に関心を示さない、経済至上主義のリーダーが登場していますが、これも時代が変わる最後の断末魔だと思えば希望が湧いてきます。


昨日、御講に出る前にテレビを見ていたら、アル・ゴア氏の「不都合な真実」について触れられていました。


ブラジルの新大統領が選挙中にパリ協定を離脱すると表明していたとか。本当に、そういう潮流もあるのですね。


世界中が狂いに狂っています。


政府間の話に期待してもダメなように思います。不買運動というか、自分なりの「NG企業」を作って、そういう会社からはモノを買わないようにするしかないかな、一般人としては。


環境を破壊し、人々を苦しめているのに、それを誤魔化すメセナ活動をしてバランスを取っている会社が多いですが、それに騙されている場合じゃないです。


目先の天気予報も大事ですが、それだけでは分からない。


今日も御講ですー。開門参詣にマサくんがいて感動。


ガンバロウ!

2018年12月8日土曜日

清行師と妙養師




















昨日、ブラジルの吉川妙養師が妙深寺にお越しくださいました。


日系ブラジル人の妙養師は若く美しい本門佛立宗の尼僧です。


かつて妙深寺には小磯妙清師と坂本妙正師という素晴らしい女性の御講師がおられました。


妙清師や妙正師からご信心を教えていただいたという方がたくさんおられます。


是非、妙養師とお話してみてください。必ず感じることがあります。


トラブルで帰国が1日遅れましたが、今朝コレイア清行師も帰国いたしました。


また痩せて帰ってきましたが、本当に大切なご奉公を積み重ねてきてくれました。


明日は日曜日。みんなで朝参詣をさせていただいて、清行師や妙養師に声をかけてください。


また、明日は鈴江御導師の祥月ご命日でもあります。


毎日、各教区で今年最後の住職御講を奉修させていただいております。


今日は2席、妙養師がずっと随行してくださり、御講の後のお助行も一緒にご奉公くださいました。


本堂へのエレベーター設置工事も最終段階に入ってきました。


新年に向けて、妙深寺が生まれ変わろうとしています。


毎朝お参詣して、みんなで現証の御利益をいただきましょう!


暮らしの中に祈りを。

2018年12月6日木曜日

ブラジルの同志3師を想い
















いま新幹線で横浜に戻っています。


12月3日は名古屋、4日は朝から京都で会議、夜は麩屋町の長松寺で本年最後の役一総講を勤めさせていただきました。


そして、そのまま園美さんがお連れになった18才の女の子のお話を聞いていました。


いろいろな気持ちが交錯しました。


12月5日は、永遠に、決して忘れられない、ブラジルの同志3人が亡くなった日。


長松寺のご宝前に彼らの写真と法名を書いた壇を設け、特別のご回向言上、お焼香をさせていただきました。


平成とはどんな時代だったか、これから問われるでしょう。


藤本御導師がご遷化になり、僕は『仏教徒 坂本龍馬』という本を書き、御導師の御霊前にお供えさせていただきました。


あの本を書けたのは、あってはならないほど、極めて悲しい出来事、まさに平成の弘通家、尊敬する藤本淳悦御導師のご遷化があったからとも言えます。


本山の本堂をお借りして、フラフラになりながら24時間のお看経をさせていただきました。ご宝前におすがりしながら、その意味を問い、24時間のお看経を2度させていただきました。


そもそも、自分の人生の中核を為した父の事故は、極まって悲しい出来事でした。


平成5年4月3日のあの事故がなければ、僕の人生はこうではないし、僕のご奉公はこうではないし、僕の性格もこうではなかったはずです。


あれほどの悲しい出来事が僕を作り、『佛立魂』という本も執筆させてくれた。世界中でこの現証の御利益についてお話しできるのも、この実体験があったからこそです。


明日、ネパールから清行が帰ってきます。今さっきメールが来て、最後の朝参詣を終えてカトマンズまで無事に入ったと。


これからジーワンさんの家で最後の御講を奉修して、空港に向かうとのことです。


グッタリした旭を抱きしめた、3年前のネパールを、僕は永遠に忘れない。


ヒマラヤの空に響いた僕の慟哭は、今でもどこかでこだましているはずだ。


しかし、旭を失い、彼のことを想い、僕たちはまた真実のご弘通ご奉公に歩みを進めた。


旅行に毛が生えたような海外弘通はない。恥ずかしくないか。本物は本物を証明してゆかなければならない。軸がなければ判別もできないのだから。


極まって、悲しいこと。


あり得ないほど、悲しいこと。


御教歌「きはまりてかなしき時にあらざれば まことの信はおこらざりけり」


悲しい出来事は、何を教えようとしているのか。


残された僕たちは、何を学び、何をさせてもらえばいいのか。


極まって、悲しい時でなかったら、真実の信、本物の信心が起こらないのだ…。


極まって、悲しい出来事は、真実の信を教えようとしているのだ…。


ブラジルの3人のご住職。2年前、この12月にブラジルに飛んでいったこと。この前、ブラジルに行った時も、ずっと2年前のことを、思い返していました。


この2年、Facebookで伯是師や教正師や教竜師のご家族、奥さまや子供たちの写真や投稿を見て、一人涙したり、感動したり、励まされたりしてきました。


先日、教竜師のチエミ奥さまからメッセージと写真を送っていただきました。6ヶ月だったルミちゃんが大きくなっていて、お看経のビデオも送ってくれて、また泣いてしまいました。


かわいいし、元気だし、立派だし、えらい(涙)!


本物です、みんな(涙)。


教正師のダニエラ奥さまからフェリペの写真をいただきました。あの時、5才だったフェリペ。立派だよ。本当に。また泣けてしまう。


悲しいなんてもんじゃない。普通なら立ち上がれるものではない。でも、ご信心で立ち上がり、前を向き、しかもたくさんの幸せをいただいて、過ごしてくれているということ。


伯是師のサトミ奥さまも、サリちゃんも、3才だったゼシン君も、Facebookで美しくなったなぁ、元気そうだなぁ、と心強く思ってる。


ご家族のため、特に子供達のためならば、いつでも、留学でも、寄宿でも、何でもしてあげたい。日本の学校に通ったらどうだろうな、と提案したりしています(涙)。


月日は経ちますね。でも、当事者であるご家族にとったら、ずっと時間が止まったままだったり、するものです。


僕も、佛立家族として、絶対に彼ら3人のことを忘れず、心に刺して、これからもご奉公させてもらいたい。


「なきあとを とぶらふつまも まれなるを

うれしかるらん うれしからまし」


伯是師の最後の御教歌、御法門。


2年前も書きましたが、コレイア清行師は、子どもの頃に伯是師から教えてもらったことを思い返して、ネパールでご奉公していると言っています。


伯是師の教えは、

「ご奉公はわがまま言わずに頑張れ!やれ!」

「文句を言うな!」

「汚い、他の人がやりたがらないご奉公はもっとたくさんの功徳が積める」

「裸足で歩け、シャワーはなし」

「24時間ご法様のために生きなさい!」

というものだったと。


恥ずかしく思います。ここまでの気持ちで、信心で、覚悟で、いま僕はご奉公できているだろうか。


同志たる、法友たる、本化上行の流類、その門下の兄弟、教竜師、伯是師、教正師のご回向を、長松寺で、本山宥清寺で、妙深寺で、ブラジル各寺院で、ネパールで、全世界で、させていただきました。


佛立開導日扇聖人の御指南。


「我れこそ真の御弟子ならめと、何事をも祖師に願ひ忘るるまなく慕い奉りながら、師の御教えに従はざる所あり。愚かなる我を分別に思い定めて、御教を用ふるもの少なし。不幸の至り、不覚の至りなり。但しは心づかざるの罪障の程、思ひやられてなげかはし。」


「如説抄云、昨日は人のうへ、今日は身の上なれば、草露の日影を待つばかりぞかしと。

この御文を日毎によまぬ日もなくして、此の御教えに従わざるは愚なり。用いざるは不孝ものなり。よくよく思へ。心一つの置き所なり。この置き所大事なり、大事なり。」


ありがとうございます。

2018年12月3日月曜日

ネパールの清行師とジェシーから































ネパール🇳🇵でご奉公しているコレイア清行師。


入学が決まっていた佛立教育専門学校を、あと少しネパールHBSの地盤を固めなければならないと、泣きながら嘆願して京都行きを断念しました。


壮絶な覚悟をしながら、春、そして秋と、彼にしか出来ないであろう、ネパールHBS草創のご奉公を続けています。


彼のご奉公は妙深寺の誇りであり、末法の希望です。


12月1日、ネパール平和題目塔の下、金丸御本尊さまをいただいた妙深寺ネパール親会場において、重ねて盛大に月始総講が奉修されました。


たくさんのお参詣をいただき、写真を見て感動しました。みんなに功徳を積んでいただこうと、丁寧に教え、ご奉公を組み立てていることが分かります。


また、ネパールHBSの通信を発刊したそうです。本当に偉いです。通信の発刊すら出来ないお寺が増えているのに。ブラジルでコレイア御導師のご奉公を見てきて、ご弘通に何が必要かを分かっているのでしょう。素晴らしいニュースです。


「チャントセレモニー(御講)」の予定も掲載されています。ありがたい!


オーストラリアからジェシーが来てくれていました。ジェシーは旭が病院に着くまで、ずっと人工呼吸をしてくれていた美しい女性です。彼女は救命救急士で、お総講の中でそのレクチャーをしてくれたようです。


来年4月こそ、清行も学校に入らなければなりません。このセレモニーがきっと最後のご奉公になると、お総講が始まる前から泣いていたようです(涙)。


コレイア清行師ら12月7日に帰国予定です。ちょうどブラジルから来日留学中の吉川妙養師が妙深寺に来る日ですね。調整したわけでもないのに、こうしてタイミングが合ってゆくのですよね。


昨日は新しいメンバーの家に御本尊をご奉安させていただいた時の写真をビカスが送ってくれました。


本当に、ありがたいですー!


僕たちの歩みは、こうしてブログやFacebookの記事を読んでくださっている方々が証人です。


悲しいことも、苦しいことも、夢も希望も努力もすべて、知ってくださっている(涙)。


どうか、引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします!

パリは燃えているか

パリは燃えているか。

日本ではあまり報道されていない。しかしフランスで起きた今回の暴動は特殊。格差が拡大し鬱積した不満が暴発の要因で全世界に波及し得る。恐ろしい。

パリのデモで破壊、放火

https://reut.rs/2U1MH3k

2018年12月1日土曜日

「ペイル・ブルー・ドット」 妙深寺報 平成30年12月号












「ペイル・ブルー・ドット」 妙深寺報 平成30年12月号


自分の顔は自分で見られません。鏡を使えば見られますが、永い間それは特別で神秘的なことでした。「ミラー(鏡)」の語源はラテン語の「mirari」で「ミラクル(驚く・驚異・奇跡)」と語源が同じです。それほど「鏡を見ること」は特別で神秘的な体験だったのでしょう。


最初の鏡は約6千年前に黒曜石を磨いて作られ、古代文明は銀や銅を用いてこれを製造しました。それらは宗教的権威を表し、日本ではまさに神器として最高位に位置づけられていました。


鏡が生まれる以前から人は水面に自分の姿を映していたはずです。これは「自己鏡映像認知能力」と呼ばれ、「自己認識」の第一歩です。チンパンジーなどの大型類人猿やイルカやシャチ、ゾウやカササギという鳥もこの能力はありますが、自己認識とはいきません。人間も三歳頃までこの能力はないのです。大人でも脳にダメージを受けると認識できなくなることがあります。


この能力は特に集団生活を行う動物が持っているといいます。人類が高度な知性を持つまでに進化したのは、自分の姿を鏡に映して現在の在り方を客観的に認識し、改良や改善に努めてきたからではないでしょうか。


鏡だけではなく、すでに人間は様々な方法によって自分の姿を見ることが出来るようになりました。撮影機能の付いたスマートフォンや携帯電話ら進化し、自分の姿を見る機会が圧倒的に増えています。自分の悪いクセに気づき、成長や改良するチャンスが増えているということです。進化のチャンスと言うことも出来ます。


開導聖人は「本門佛立宗の信者であれば知らなければならない歌」として、

「本尊は行者のこゝろつねづねに

みがけばひかりますかゞみ也」

と御教歌をお示しです。御本尊は私たちの心の姿を映す鏡であり、曇らさず磨くことが大事であるとお示しになられているのです。


「みがくは口唱」「ひかりは御利益」「磨くということは御題目口唱。口唱を怠ると鏡は曇る。自分の姿が見えなくなる。迷う。」


御本尊という鏡は、心の鏡です。家の鏡を見ても、スマホで撮った写真を見ても、本当の自分の姿は映っていません。本当の自分の心、自分の姿を映し出すのが、御本尊という鏡なのてす。御本尊に向かい、御題目をお唱えすればあなたにも見えてきます。ぜひ体験してみてください。


自己を認識し、その幅を広げてゆけばさらに進化できるはずです。チャンスを掴む可能性も広がってゆきます。幸せになる確率も高くなります。大切なことは、自分を知っているか、知らないか、です。 


「我が心眼は貧の迷ひにくらむ故に一寸先は闇。故に真っ先を信行の提灯に照らし今日の闇を除くべきを、灯を背にして向ふの見えぬ眼にて向ふをにらむ。故に不祥の災難、火盗病の坑に落ちる也。」 


鏡を手にするか、新しい視点を見つけるか。どちらにしても人間の進化に自己認識は欠かせません。


あなたは、鏡を持っているでしょうか?


あなたは、毎日きちんと鏡を見ているでしょうか?


古代人が鏡に抱いた感情と同じくらい神秘的に感じるものがあります。それは宇宙から地球を映した写真です。


今から235年前の1783年、人間は熱気球によって初めて空を飛びました。1903年、飛行機が初めて空を飛びました。今から115年前のことです。


こうして人間は空から地上を眺められるようになりました。それまで見ることが出来なかった視点から、初めて自分たちを見ることが出来るようになったのです。


しかし、さらに人類に強烈なインパクトを与えた出来事がありました。それは、宇宙から地球を捉えた一枚の写真でした。


今からちょうど50年前の1968年の12月24日、アポロ8号は人類初の有人月周回飛行を行い、アポロ11号が月面着陸できる場所を探していました。月の裏側に入り、地球との無線が切れていました。無線が再び通じ、宇宙飛行士たちが顔を上げた時、真っ暗闇の宇宙から浮かび上がる、真っ青な地球が目に飛び込んできたというのです。


息を呑む光景をウィリアム・アンダース飛行士はカラーフィルムで撮影しました。後に「地球の出(アースライズ)」と名付けられた写真です。この写真は、まさに圧倒的な力を持って人間の自己認識を変えてゆきます。


翌日、米国の詩人、アーチボルド・マクリーシュは書いています。


「ありのままの地球を見ると、つまり、その永遠の沈黙の中に漂う、小さく青く美しい姿を見ることは、自分たち自身をみんなこの地球の乗客だと見ることだ。永遠の冷たさの中にある、あの明るく、輝く愛らしさの上にいる兄弟たちー。今や自分たちが本当に兄弟であることを知っている兄弟たちだ。」


この写真はライフ誌で組まれた「世界を変えた100枚の写真」特集で「史上最も影響力を持った写真(写真家ガレン・ローウェル)」と讃えられています。事実、この写真は人類の認識を大きく変え、この2年後から近代的な環境保護活動が生まれました。


また、1972年12月、アポロ17号は太陽と地球の真ん中に入り、太陽が地球全体を照らしている写真を撮影することに成功しました。これは完全に輝く地球の姿を捉えた唯一の写真として「ザ・ブルー・マーブル(青いビー玉)」と呼ばれるようになりました。それまでの地球の姿は、三日月がそうであるようにどこかが欠けていたということです。


この二枚の写真は人類に全く新しい視点をもたらしました。地球は巨大ではない。無限でもない。孤独で、かよわく、いじらしく、守らなければならない存在であると気づかせてくれたのです。


さらに、1990年、約60億キロメートル離れた宇宙から送られてきた一枚の写真があります。


NASAで惑星探査を担当していたカール・セーガン教授は、太陽系の外に向かって猛烈な速度で飛んでいるボイジャー1号のカメラを、もう一度地球に向けさせて、撮影を行いました。広大な宇宙に浮かぶ地球は、たった0.12ピクセルの小さな点でしかありませんでした。セーガンはこれを「ペイル・ブルー・ドット(淡い青の点)」と名付けました。弱々しく、寂しげな、母なる地球の姿です。


宇宙からの視点によって人類が自己認識をアップデート出来れば直面している危機に立ち向かえるはずです。


開導聖人の御教歌に。

「空は顔 月日はまなこ山は鼻

海山かけて我身也けり」


人体と地球を重ね、大空は顔に、月や太陽は両眼、山を鼻、海も山も押しなべて我が身であると詠まれています。この歌のとおりならば、地球を汚すことは仏を汚すことであり、それは即ち自分を汚すことであると気づきます。飛行機のない時代に、こうした視点を得られるのが、仏教の凄さであり、この御教歌はその証明です。


ただし、これは真理であってもあくまで法華経前半の法理です。宇宙的視点を得た上で、その真理の実践と行動は法華経の後半部分、本門八品に説かれてゆくのです。


真実の仏教は科学に匹敵します。佛立仏教徒の視点。御本尊という鏡をいただいていること。自分だけでは到底得られない視点や、教えの尊さを実感していただきたいと思います。


南無妙法蓮華経ー。


写真素材は以下の提供。

NASA, National Aeronautics and Space Administration

NASA

I Was Brought to My Senses

  10月14日、FMヨコハマ「横浜ラグーン」を放送させていただきました。おかげをいただいて放送が出来ております。ありがとうございます。 リスナー様から、家族みんなでお母さまの看病をして、お見送りしたというお便りがありました。素晴らしい時間を過ごせた、とのこと。本当にありがたいで...