イタリア、朝の3時。日本からの電話。昨年末からご信心をするようになられて、第三京浜を「御題目ロード」と名付けてくれたS氏から電話があった。海外にいるとか気づかなかったということだったが、電話で少しだけ話をすることが出来た。
いろいろなことがあるけれど、ご信心をしっかりと心に持って頑張っておられるとのことだった。本当に有難い。「声が聞きたかった。明日、頑張ってお参詣させていただきます!」と言ってくださった。声だけで元気が出るなら、Sさん、24時間受付中! 今日も電話、ありがとうございます。お義父さまのこと、ご祈願させていただきます!
イタリア、朝の6時。LAからの電話。ひろし君がLAに出張していて、明日日本に帰国するとのことだったのだが、今回はLAに留学中の本泉寺のゆかなちゃんを励ますために夕食に誘ってくれたりしたので、そうした報告だった。副社長・スチュアートの妹さんがご信心したいと申し出て、御本尊の拝受願いを持って帰ります、とのことだった。有難いなぁ。
しかし、頭がボーッとするくらい、眠い(涙)。さすがに今日はゆっくりスタート。2席のお助行だけなので、午後も遅くなってからフィレンツェ寺院(temple of Florence 香風寺別院)に向かった。少しだけ早く着きすぎたので、前の公園で一休み。すぐに良誓師とミルト、そして見知らぬ女性が車で到着した。
Tempioの中に入り紹介していただいた。それによると、彼女は違う日蓮宗系の会員であったが、次第に教えられることに違和感を感じて、不安感だけが増すようになり脱会したという。簡単には辞められなかったようだが、ついにはマンダラを返した。
しかし、その教団の活動には辟易していたし、教義にも違和感を感じていたのだが、「日蓮聖人」と「御題目口唱」の尊さは忘れられない。だから、インターネットで教えを探し求めていた。そして、HBSイタリアのウェブ・サイトを見つけて、良誓師にコンタクトを取った。その後、メールでのやりとりが始まった。イタリアの西北部、フランスとの国境に近いジェノバに住んでおり、良誓師も今日はじめて彼女と会ったのだという。お寺の雰囲気に感激し、御宝前をのぞき込んでいた。
彼女は、自分の街からおみやげを持ってこられていた。すかさず、良誓師が「これは御本尊さまにお盛物としてお上げしますね」と言うと、大変に感激していた。以前所属していた団体の教えによると、たとえば「お水」をブツダンに上げたとしてもその後はバシャッと捨てなければならないし、フルーツや野菜などを差し上げることも、そのお下がりを「いただく」ということもないのだという。どこか人間の「敬い」として「ナチュラル」ではない、と言っていた。HBSは違う、ごく自然な「敬い」として「お供水」「お盛物」というお給仕があり、その「お下がり」をいただいてご供養にさせていただくことがあります、今日のおみやげもそうしましょう、とお話ししたところ、感激していたのだった。
彼女の名前はティナ。一緒に御宝前でお看経させていただいた。良誓師が「最初のお看経なので、ゆっくりとお願いします。なにせ、最初にHBSでお看経をすると感激して興奮しすぎてしまうからね(笑)」と笑っておられたのが印象的だった。言われたとおり、ゆっくりと御題目口唱させていただいた。
良誓師とティナだけのお参詣で、私を含めてお寺には3人しかいない。しかし、驚いたことに、彼女ははじめてHBSのお看経をするはずなのに、最初から「無始已来~」と大きな声で私たちに付いてくるではないか。え~、なんで出来るんだろう?疑問に思った。
終わった後で聞いてみると、インターネットで良誓師とやりとりしながら、妙講一座を読み、CDやDVDに合わせて、たった一人、ジェノバの地で、本門佛立宗のお看経の仕方を練習をしてきたのだという。何ということ(涙)。有難いことだった。素晴らしく綺麗な御題目だった。さらに、「南無久遠~」までトライしていたのだから(汗)。こりゃ、日本の皆さん、負けますよ(汗)。
彼女はジェノバに友人たちがおり、その友人たちにも是非HBSを紹介したいと言っておられた。ありがたーい。
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