無事にカトマンズまで戻ってくることが出来ました。
一昨日は7軒のお助行に廻っていただきました。
今回ネパールにご一緒くださった皆さまには、どうしても現地の方々の真の姿、ありのままの生活と信仰をご覧いただきたくて、このようなスケジュールとなりました。
本当にハードスケジュールで、申し訳ない(涙)。
その夜、遅くまで村の有志が願主となったフェスティバルが開催され、150人ほどが集まり、大変な盛り上がりでした。
若者に人気の歌手が来て、小さな子どもまでが夢中で踊っていました。
参加くださった皆さまは、朝から晩までのご奉公、本当に申し訳なく、ありがたく、ありがとうございました。
お助行先では涙を流して感動くださっていたご家族もいました。
「お戒壇」とは言い難い、本当に質素なご宝前です。
しかし、私が御本尊さまを奉安させていただいたお宅や以前お助行に伺っていたお宅は、明らかに少しずつ荘厳してきたことが分かり、レオナルド・デカプリオの新聞も無くなっていて(笑)、きれいな壁紙、手作りの台、美しいお灯り、お初水の器など、その志、お敬いの気持ち、ご信心を感じました。
日本でも戦後は同じようなご家庭があったと聞いています。
焼け出された方々、満州から引きあげてきた方々のご宝前。
妙深寺の副ご住職、坂本正教師の家庭も、戦後のご宝前はミカン箱だったとお聞きしました。
本当にありがたい(涙)。
出来る人がしないのと、出来ない人がするのとの違い。
大切なのはお敬いの気持ちなんですよね。
どこよりも立派なご戒壇に見えました。
仏さまから見たら、私たちの目に映る世界とは全く違うはずです。
「世はみな牢固ならざること、水沫泡煙(すいまつほうえん)の如し」とか「全てのものは燃えている。欲望と、怒りと、愚かさによって」とか、尊いお言葉を思い出します。
カトマンズに戻って昨夜はみんなで夕食をいただきました。
ネパールのメンバーも駆けつけて。
反省もたくさんありますが、とにかくみんな頑張りました。
本当に、ありがとうございます。
今日は9時にホテルを出発して、ずっと家族に反対されてきたユブラージの家に念願のご奉安、そこからスニル、ジバンの家へとお助行に廻り、空港へ向かいます。
長く留守をして、申し訳ありません。
ありがとうございます。
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