2017年11月15日水曜日

次なる文化


















午前、カトマンズ市内を軽く巡り、今からスンカニ村へ向かいます。


途中で、旭を最初に抱きしめたグランド・ホスピタルに寄ります。


机の上では分からない、文字を追っても理解できない、ご弘通の現場でしか得られないもの。


世界中で活躍するご弘通のリーダーが集まっているネパール。


文化が混淆するこの国で、私たちですら気づけていなかった本化仏教、佛立信心の普遍性、奥深さを知ることが出来ます。


交通手段の発達していなかった時代でさえ、地球上のいたるところで人びとは触れ合い、それぞれに影響を受け、影響を与えて、文化を育んできました。


各国や各民族の文化を大切に守ると同時に、これまで影響を受けてきた痕跡を忘れることは出来ません。


目の前には、これほどまでに混ざり合った、世界遺産にも登録されている宗教施設があります。


今は、新しい地球文化の創世記。


互いに影響を受け、互いに影響を与え合い、時には保護主義に傾き、時には積極的に文化を受け入れ、遠からず地球規模の人間文化を作っていくだろうと思います。


そこには、普遍性を兼ね備えた真実の仏教があって欲しい。


なければならない。


これから出発します。

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