2018年5月16日水曜日

今年の田植え







































飯田からハイエースで京都まで来ましたー。


18時から京都長松寺のお総講です。


今日は素晴らしいお天気の下、平成30年度の田植えをさせていただきましたー!


大正15年生まれのお師匠さま、92才でもお元気でご指導いただきました。


予科練、つまり日本海軍飛行予科練習生として終戦を迎え、そのまま過酷な戦後の生活を送られました。


農業や土木作業の日雇いに出ながら生活をし、初めて定職に就いたのは44才だったと教えてくださいました。


小さな農家の方が暮らしていた貧しい生活というものがどういうものだったのか、いつも教えてくださいます。


それでも35才でこの家を建て、立派なお戒壇、護持御本尊をお迎えになっておられます。


数年前に入院された時には絶体絶命と思ってお見舞いに伺っていたのですが、見事に回復され、92才の現在も本当にお元気です。


今日もしっかり外に出て見守ってくださり、僕たちが「どっから見ているのー!」と言うくらい、間違っていたらビシッと教えてくださいました。


かっこいい、優しいお師匠さまですー。


今日も学ぶことばっかり。


田んぼ用の長ぐつでなければ絶対にダメなこと(笑)。


長ぐつを履く時はビニール袋を先に履いておくといいんです(笑)。


「えー、機械で田植えしてるんですかー?」と言われることがあるのですが、そりゃ機械でします(笑)。


最初の年は機械を使わず、師匠から苗を手で植えるやり方、秋には鍬での刈り取りを教わりました。


しかし、それは本当に大変なことで、それだけが目的になってしまったらいけないし、出来ない、続かないと思ったのです。


一人でも多くの方に農業という第一次産業を体験してもらいたいし、その輪を大きくしてゆきたいし、そして最高に安全で美味しいお米やお野菜をお届けしたい。


何事も、自分自身が率先して動いてゆかなければ夢に描く流れは生まれないと思います。


横浜の妙深寺から野崎隆雄さんや藤村隆正さんや鈴木武志さんが応援に駆けつけてくださいました。


もはや作業も手馴れたもので、耕運機で植えられない所は田んぼに入って手で植えてくれました。


清信師も上手になりましたー。


作業後は飯田の皆さんが恒例の絶品カレーを作ってくださり、飯田名物・長生き酵素バリバリの「かす揉み」をいただき、身体の内側からも健康になる気がします。


田んぼでいただく麦茶も、これ以上ないくらい美味しいんです。


頭痛も治ってしまいました。


春と秋、その成長を見ることが出来る光くんもスクスクと大きくなっていましたー。


秀子さんがいないのが寂しかったけれど、見事な現証の御利益をいただかれて、実りの秋が楽しみです!


「そうだにー、美味しいらー!」


今回も心豊かな田植えとなりました。


お師匠さま、けんちゃん、皆さま、ありがとうございました。


清信師の運転で京都に帰ってきて、これからお総講、巨大なカジキ、京都佛立ミュージアムの展示にお借りしていた貴重品をハイエースに積みこんで、横浜に戻りますー。

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