2019年8月13日火曜日

賢治のヴァイオリン音楽会、再び



































大恩ある方の検査。一昨日、昨日と、眠れませんでした。


山や海での事故。本人はもちろん、ご家族を想うと胸が締め付けられます。


3年前の8月11日に起こった事故を想い、京都の長松寺、横浜の妙深寺でご回向させていただきました。少しだけ時間があったので、花束を持って現場にも行かせていただきました。


今朝の御法門のとおり、立ち止まっていては亡くなられた方々に申し訳ない。残された、まだ生きている私たちが、精一杯生き切らなければ申し訳ないと思います。


8月11日は本当に素晴らしい賢治さんのヴァイオリン音楽会となりました。


音も、言葉も、なにもかもが、キラキラと美しく輝いていました。


香帆さまのヴァイオリンの演奏ややよい奥さまのピアノの伴奏と朗読、和樹さまのお話は、どこにもない、誰もできない、宮沢賢治さんを身近に感じられるイベントです。


美しく、すてきな写真をたくさん撮っていただきました。ありがとうございます。


今日、妙深寺は32日間の夏期参詣を終了いたしました。お参詣、殊には連日ご奉公いただいた皆さま、本当にありがとうございました。


人間は、誰かから、何かをもらって幸せになるのではないと思います。


何かを与え、何かを差し上げて、誰かのために何かをさせていただいて、それで幸せになる。そう思います。


とにかく、ご祈願、ご回向させていただきます。

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