2011年1月5日水曜日

先例なき時代に立つ

日経新聞の新年からの連載「三度目の奇跡・先例なき時代に立つ」は秀逸な記事でした。

前人未踏の分岐点に立っている自覚を、強く、促す内容でした。過去の経験が役に立たない時代。人口減少と少子高齢化の同時進行、年金破綻の現実化、10年を超える長期デフレ、20年後にはGDPが中国の4分の1へ、国の借金は総額GDPの2倍に。世界的にも事例がないほどの危機。

しかし、この状況下にあって、「三度目の奇跡」を起こすために、私たち日本人はどのようにすべきか。過去の蓄積の上に立った消極的な態度は衰亡しかない。困難な状況でも決して萎縮することなく、絶え間なきイノベーションを起こし、厳しい客観性と危機感を持ち、積極的に物事を前に進める。停滞は衰退しかない。

今までの日本は例外的な楽園。町ゆく日本の若者ほど無防備な表情をしてる若者は他の国にはいない。今までの日本の豊かさは、つかの間の幻影、と指摘した。確かに、乗り合わせた若者は隣人の迷惑も気にせず、カチカチカチカチとゲームに夢中だ。

萎縮せず、わき目もふらず、かわいそうなくらい、やれる人からやるしかない。

三度目の奇跡を起こすために。

1 件のコメント:

ビジネスマナー さんのコメント...

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

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