2011年1月22日土曜日

毒を吐く人と愛を語る人

この写真、夜ではなく早朝に撮ったものです。

明け方の綺麗な空の反対側、つまり西の空に浮かんでいた満月。そこに村雲がかかっていて、雲のない時より何とも風情があります。

開導聖人の御教歌
「てる月に さはるとすれど村雲の
ひまよりもるる かげのさやけき」

怨みや妬みが、却って利生をあらはす、と題されていますから、人生でもご信心ご奉公でも同じかもしれません。

毒を吐く人と愛を語る人。賢そうに正当な立場や見解を主張しても、いつも毒ばかり吐いている。これは、仏教の価値観からすると大謗法です。

毒を吐いている方が心地いいし、気が晴れるのかもしれません。噂話や陰口、両舌なども罪障を積み重ねる行為です。しかし多くの人がこれを止められません。本当に大好きなのです。

毒を吐く人と愛を語る人。とにかく、ご信心を心の根にして、自分の言葉によって、誰かの心に、信じる心や愛する心、許す心や改める心が生まれるようにと、願って、心掛けている人をお手本にしたいものです。

そして、怨嫉に直面したり、毒を吐かれたり、毒を吸い込んだりしても、その時こそ、「利生をあらはす」という御指南のとおり、ご信心と現証の御利益を顕していただきたいと思います。

時々、自分の言葉の成分を分析してみてください。毒と愛と、どちらが多いか。

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