2011年11月23日水曜日

大震災「生と死」をみつめて



 昨夜、愛子さんからメールをいただき、ダイヤモンド社の連載「大震災「生と死」をみつめて」の中の飛鳥井 望・東京都医学総合研究所副所長のケースに妙深寺でご回向させていただいた時の御塔婆の写真が掲載されているのを教えていただきました。
 

 その文章には、

『「家族の霊がそばにいる」と心の傷に苦しむ遺族たち。精神科医が警鐘を鳴らすあまりにも深い「震災の爪痕」 ―飛鳥井 望・東京都医学総合研究所副所長のケース』

とありました。

 まさに、先日来お聞きしていることです。私たちには、まだまだやらなければならないこと、させていただかなければならないこと、私たちにしか出来ないことがあると思います。

 それは、儀礼化した「法事」ではなく、本当の意味での「回向」。寄り添いながら、一緒に、ご回向がさせていただければ。秋山ご住職が福田さんたちと一緒に汗を流して、その夜中にテントの中でご回向されたように。「なんであんなに泣けたんだろう」と福田さんは言っておられたから。

 それにしても、この陸前高田市民体育館の御塔婆が、こうして他の方の写真に撮られていたのを見たのは初めてのことで、本当に、有難いことであると思います。

 ありがとうございます。

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