2014年11月10日月曜日

「2014 ガザからの報告 ~イスラエル・パレスチナ紛争~」


NHKのETV特集。

「さまざまな社会問題を取り上げるドキュメンタリー番組。考えるヒントを提供する「心の図書館」であることを目指す」と書いてあります。

素晴らしい番組が多く制作されていて、本当に、いま、考えなければならないヒントを、与えてくれる番組です。

先日、「2014 ガザからの報告 ~イスラエル・パレスチナ紛争~」という番組がありました。

今なお、続いている戦争。

残念ながら、「平和は、戦争からしか学べない」と言われます。

恐るべき殺戮。

憎しみという悪循環。

遠い国のことですが、とても大切なことを伝えている番組なので、観ていただければと思いました。

国家、民族、宗教。

様々な「壁」が、私たちの目の前に立ちはだかっています。

いや、むしろ宗教こそ、恐るべき壁を築き上げてきました。

では、私たちの宗教とは何か。

仏教とは何か。

本物の仏教とは何か。

この恐るべき悪循環の中から、自問自答して、その価値を知ることが出来ます。

【再放送】2014年11月15日(土)午前0時00分
※金曜日深夜

ことし夏、イスラエル軍はパレスチナ暫定自治区・ガザに対しこれまでにない大規模な攻撃を行った。51日間におよぶ空爆や地上戦で、女性や子どもを含む2, 200人のパレスチナ人が犠牲となった。一方イスラエル側は、ガザを実質的に統治する組織・イスラム抵抗運動(略称ハマス)によるロケット弾や迫撃砲の攻撃で4歳の子どもを含む一般市民4人が死亡した。

国連は、この問題の背景には1967年以来続くパレスチナ領土の「占領」があるとして、イスラエルに対し占領の終結とパレスチナ国家の樹立による二国家解決案(イスラエル・パレスチナの二国家が共存する解決案)の実現へ向けて真剣に努力するよう求めている。しかし、ネタニヤフ首相は強硬な姿勢を崩していない。一方パレスチナは、これまで敵対していたヨルダン川西岸とガザの統一内閣を作り、国際社会に早期の独立実現を訴える戦略を取り始めた。

イスラエルはなぜガザを攻撃したのか。なぜ強硬な姿勢を変えないのか。イスラエルが敵視する「ハマス」とは何か、パレスチナの人々は何を求めているのか。そして今後この紛争はどうなっていくのか。

番組では、長年中東を取材してきた柳澤秀夫解説主幹を司会に、中東問題やシオニズムの専門家をスタジオに招き、イスラエル・パレスチナ紛争の背景を読み解いていく。

出演:
NHK解説主幹 柳澤秀夫
ジャーナリスト 土井敏邦さん
日本女子大学教授 臼杵陽さん
跡見学園女子大学准教授 森まり子さん
(内容59分)
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2014/1108.html

2 件のコメント:

唐澤平吉 さんのコメント...

戦争とは、最も粗暴な「経済行為」ではないでしょうか。

そこに正義はない。大義も名文もない。
国家、民族、宗教の対立というのは、学者の理由付けでは?

戦火に苦しみ悲しむ人々の対極に、儲けて悦ぶ者が必ず存在する。
ひょっとしたら、佛教徒も、その悦ぶ者に加担しているのでは?

集団的自衛権の行使容認は、儲けて悦んでいるだけでなく、
いっしょに血を流せ、という意味なのではないのかしら。

ありがとうございます。

唐澤平吉 さんのコメント...

訂正

名文ではなく、名分でした。
これぞ迷文ですね。

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