2014年11月19日水曜日

ツェンツァ

『仏教徒 坂本龍馬』 71ページ。

マキアヴェッリは、君主論の冒頭でダンテの詩句を紹介した。

「ダンテの詩句ではないが、聴いたことも、考え、そしてまとめることをしないかぎり、ツェンツァ(サイエンス)とはならないから、わたしも、彼らとの対話を、『君主論』と題した小論文にまとめてみることにした。」

「表現」をすることは生命であり、表現をすることで「ツェンツァ(サイエンス、知識、理解)」に成り得る。思索を言葉にし、推敲を重ねて文字に表し、論文として発表することは極めて大切なことなのである。

1 件のコメント:

伊那谷 さんのコメント...

京都女子大学現代社会学部教授の水野義之先生(原子核物理学)によれば

《サイエンスという言葉の語源は、ラテン語でscientia (スキエンティア)という言葉で、「知識」という意味である。さらに調べると、scientiaは「知る」という意味のscire(スキレ)という言葉の変化形で、scireはscindere (切る、分離する)という言葉から来ている。つまり、科学の語源は、知識で、知識とは「分ける」こと、分かること、ということになる。》——以上コピペ

粗雑な言い方をすれば、科学とは、すでに分かっていることと未だ分かっていないことを、事実によって正確に識別すること、すなわちそれが分かるということのようですね。

ありがとうございます。

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