みなさんは、このカレンダーをご存知ですか?
平成27年の佛立カレンダーです。
京都佛立ミュージアムで開催されていた「宮沢賢治と法華経展 雨ニモマケズとデクノボー」がカレンダーになったのです!
このお話を広報局からいただいた時、とても実現できそうにないと思いました。
しかし、林風舎の宮澤和樹さまからご許可をいただき、こうして完成させることが出来ました。
いつもながら、和樹さまには感謝、感激です(涙)。
「平成27年 佛立カレンダー」
亀村俊二先生が岩手まで行き、賢治さんの足跡をたどりながら撮影してくださった写真も美しい。
どこかで買えば間違いなく1500円以上はするはずのカレンダーです。
しかし、利益を考えず300円で頒布ー。
法灯相続していただきたいお子さんやお孫さん、お友だち、ご縁のある方々、思い浮かぶだけ、いろいろな方に差し上げても、必ず喜ばれると思います。
そして、何よりも大切な、「雨ニモマケズとデクノボー」の心が、多くの人の心に伝わり、温かい輪や絆が、世の中に広がってゆくと思うのです。
賢治さんのカレンダーは、きっと、たくさんの話題を提供してくれます。
しかも、来年、一年中。
こんなすてきなことないな。
こんないいことないな。
こうしたご奉公を積み重ねてゆきたいです。
また、書きますが、実は数週間に一度、悲しいお知らせのメールをいただきます。
お一人ではなく、たくさんの方からですが、開導聖人の御本尊や揮毫された扁額などがオークションに出品されているというお知らせです。
私にも対応できず、ミュージアムでも財源もなく、宗門へご連絡いただくようにお願いしていますが、次から次へと出ているようで追いつきません。
本当に残念で、お知らせくださる方々も心を痛めておられます。
数日前も、お知らせくださる方にお便りを書かせていただきました。
最近、ほぼ2週間に一度、こうしたご連絡をいただきます。
本当に、忸怩たる思いです。
しかし、これが現実。
全くご信心の尊さを知らない家族がいて、法灯相続も出来ていなければ、御本尊も扁額もただの骨董品のように、売りに出されてしまいます。
そういう人にとっては、ただの掛け軸なのでしょう。
救いは、開導聖人の評価が上がっていることだけです。
私たちは、こうしてオークションに御本尊さまが出ていることに対して、このようなご奉公の不成就を続けていることを、深くお懺悔しなければなりません。
そして、さらに本当の佛立信行を実践し、取り戻してゆかなければなりません。
コレイア御導師が言っておられたように、種まきを、しまくらなければ、とても死ねません。
傍観者、評論家ではなく、ひとりの不軽菩薩を目指して、末法の、凡夫の輪の中に飛び込んで、随喜を展教し、随力演説して、ご奉公させていただかなければなりません。
法灯相続が出来ず、佛立信心の尊さを知らない世代が増えていても、私たちは、さらに、一人でも多くの佛立教講に対して、社会に対して、開導聖人、長松清風という幕末・維新の仏教改革者の存在を知らしめてゆきます。
開導聖人に対する社会の評価は、まだまだこれからです。
これから、もっと、もっと、開導聖人のすごさや素晴らしさが、評価されてゆくと確信しています。
そのための、ご生誕200年のご奉公ですし、そのための京都佛立ミュージアムです。
となれば、これからも、オークションには次々と開導聖人の御本尊さまや扁額などが出品されてしまうかもしれません。
なぜなら、法灯相続が出来ていないということは、ご信心はもとより、佛立らしさの象徴である、開導聖人のことを、伝えられていないということでもあるからです。
宗内の評価と、社会の評価の間に、矛盾した、おかしな、ギャップが生じているということなのだと思います。
宗門でも、私たちでも、きっと、出品されたものを取得し続けることが出来ません。
残念です。
でも、だからこそ、種まきのご奉公をしまくろうと、決意を新たにすることが出来ます。
お懺悔をし、悔しさをバネにして、精進いたしたいです。
みなさん、ぜひ、佛立カレンダー、お求めください。
佛立宗のお寺や別院、教会であれば、頒布しておられると思います。
たった300円ー!
お教化や法灯相続につながりますようにー。
ちなみに、すでに5000部を完売してしまい、これから増刷だと思いますが、お申し込み次第で増刷の部数も変わりますので、早めにお求めください。
0 件のコメント:
コメントを投稿