長松清風。
幕末維新の仏教改革者。
佛立開導日扇聖人。
ご生誕200年を目前に控え、満を持してミュージアムや記録のご奉公に臨ませていただいております。
この度は大変なご協力をいただいて、開導聖人の「御遺墨集」から撰ばせていただいた御真筆の書画を、お借りすることが出来ました。
本当に、このようなことは大変に珍しく、滅多にあることではありません。
神戸佛立寺さまからお借りした大屏風は、開導聖人のご遷化から126年間、外にお出ましになったことの無い宝物中の宝物。
今回のお願いに快くご協力いただいた寺院、御導師、ご住職、皆さまに、心から感謝しております。
お名前を列挙することも憚れるくらい、前後や上下なく、感謝、感激でした。
謹んで、厳かな本山宥清寺の二の間、三の間に開かせていただきました。
そして、ドキュメンタリーのように、京都のデザイナーとして知る人ぞ知る、石川九楊先生に師事し、石川九楊先生の徹夜の書道合宿に何年も通われて研鑽を続けてこられた、佐々木まなび先生にお出ましいただき、お言葉を頂戴しました。
本当に、素晴らしい内容になりました。
インタビューの内容は、京都佛立ミュージアムの「長松清風展」でもご覧いただけるようにします。
そして、歴史ドキュメンタリー映像『長松清風伝』にも、ミュージアムの図録にも収録させていただく予定でおります。
ご生誕200年を尊い機会として、いろいろな角度から開導聖人に光を当てさせていただきたいと思います。
「墨の濃淡ではなく、奥がある、奥行きのある書」
「一本の線の中に、奥へ、奥へ、と、奥行きがあるのを感じます」
数ミリの、薄い紙の中に、無限の空間を生み出すのが書の真髄と。
まさに、魂を硯ですり、墨に流し込みながら、表していただいたものが、私たちのいただいている御本尊さまであり、開導聖人の書でした。
あらためて、たくさん気づかせていただいた、貴重な貴重な収録となりました。
ありがとうございます。
それにしても、京都佛立ミュージアムのスタッフの方々、ボランティアの方々は、お教務さんも
ご信者さまもおられるのですが、いつでも制作会社に就職できるレベルまで達していて、すごいです。
外ロケのように、冷たいお水やお茶が用意されているのはもちろんのこと、先生へのお茶菓子まで完璧にご用意いただいていました。
いつもながら、朝から晩までのご奉公、ありがとうございました。
今日は14時から横浜妙深寺で100万人のクラシックライブです!
そして、夜はボーズバーですー!
いま、向かっております!
とにかく、開導聖人の書は3Dでした。
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