2018年9月12日水曜日

レジェンドの皆さまに感謝をこめて




















人生100年時代ー。


決して転ぶことなく、いつまでも健康で、楽しく、明るく、元気に、私たちの大切な先輩たちー。


9月2日、午前中は長寿者御礼御講、妙深寺敬老松風大会を開催させていただきました。


厳かな御講と、恥ずかしながら2ショット写真ー(汗)。


敬老会では芸達者な方々が得意の歌や踊りを披露し、教務部もお笑い芸人を目指して恒例の出し物を行いました。


この日、一番の写真はハシャーン清嵐師と鈴木光(あきら)さんの写真。


光さんは大正15年9月26日生まれの92才。妙深寺のレジェンドの1人です。


私が26才の時に出版させていただいた『佛立魂』という本は、光さんの奥さま、鈴木久子さんの御有志によって出版することが出来ました。


当時、本堂裏の階段、確か地下から5段くらい上がったところで、


「清潤師、私たちは凡夫でしょ。忘れちゃうから、ご住職のあの事故と現証の御利益を本にして出してください!」


と言われ、分厚い封筒を渡されたのでした。


中に入っていたのは数百万円(汗)。本なんて書いたこともない若造の僕に、こんな突然のお言葉。ここから、僕の文筆ご奉公が始まったようなものでした。


そして、本当に久子さんの御有志によって『佛立魂』は出版されました。


あれから20年以上たちますが、大変多くの方々に読んでいただいています。


そのレジェンド、鈴木光さんとハシャーン清嵐師。


清嵐師が光さんの手を握り、ジーッと瞳を見つめて、話をしています。


光さんのことだから、スリランカでも頑張ってご奉公してくださいよ、忘れないでくださいよ、妙深寺はいつもあなたを応援していますよ、ご弘通ですよ、お教化ですよ、身体に気をつけてね、などなど、本物の佛立信者らしい言葉を語りかけていたに違いない。


それを、真っ直ぐに受け止める清嵐師。


撮影した望ちゃんに聞いたら、最後は光さん、泣いていた、泣きながら話をしておられたそうです。


清嵐師の心に、しっかりと届いたに違いない。


光さん、さすがですー。


やっぱり、妙深寺は大先輩のご信者方に支えられている。


レジェンドがレジェンドをレジェンドにせず僕たちに語り継いでくださるから未来が開きます。


人生100年時代、世代を超えて、力を合わせ、今も、未来も、よりよいものにしたいです。


世界もより良くなりますね。


光さんの熱い想いが、世界中に広がってゆきます。


ありがとうございます。

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