シンガポールに到着して、夜はゆっくり眠れるかと思ったら、妙深寺の清従師からメール。明日の朝までに原稿を上げてください、という内容だった。
あー、そうだ、なるほど、清従師たちに「ブログの文章を添削して、作り上げてくれるかぁ」なんて甘いお願いをしていたのだが、やっぱり厳しい。「お時間があればご住職に調整をお願いしたいのですが」と、やわらか~く「自分でしっかりと原稿を作ってください」と言われたのと同じ。
そのままホテルの部屋で机に向かい、3時まで原稿を書く。清顕は、隣のソファーで頭をガックンガックンとさせながら、時々起きて身体をパシパシと叩いたり、バスタオルで身体を拭き始める。彼は眠いのだ。「おい、ねー、寝ろよ」と言っても、「大丈夫です!」と言って寝ない。そして、そのまま身体をグラングランと揺らせながら、ウトウトしてる。
妙深寺の教務室でも先輩教務が徹夜している。目の前で住職が徹夜しているのに眠れないということか。いや、でも何とか出来あがって良かった。ギリギリ。
ありがたい。このペースをシンガポールでしたから、日本に到着してからも身体の調子がいい。逆に、あそこで「グタッ」と倒れるように休んでしまうと身体が動かなくなる。
よかった。ありがたい。ありがとう。
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