2008年11月2日日曜日

妙深寺報 11月号

 11月がスタートしている。

 明日は、大津・佛立寺の高祖日蓮大菩薩御会式、併せて大津佛立講開講150年報恩記念大法要にお参詣させていただく。穏やかな秋の日、盛大な法要となるに違いない。

 横浜・妙深寺からも20名のお参詣をいただき、お昼前に参詣団が新幹線で横浜を発った。お忙しい中、大勢のお参詣をいただけることとなった。壮年会(男子信徒の会)を中心として、久しぶりの遠方参詣であり、夕食をご一緒させていただいた。

 京都は大変な人混み。秋の行楽日和ということもあり、通りには人が溢れていた。横浜からのお参詣者も少々驚くような人混み。人の波をかき分けて、長松寺からご供養場に向かった。

 妙深寺でも11月15、16日は高祖会が奉修される。今月の寺報は高祖会の予告・ご披露と、スリランカ団参特集。それぞれに、ここにご紹介させていただいた感想文や、団参の日程などを載せさせていただいた。

 巻頭言は、ここでも書かせていただいた『「仏教」から「仏道」へ』というもので、御講での御法門、そしてブログでの書き込みをまとめて、拙い文章にまとめた。最近、どこまで思うところが書けているか不安だが、文章力がないので仕方ない。とにかく、自分の外側に置いておく「仏教」という「良い話」ではなく、人生に組み入れた「仏道」にしていただきたいという思いをまとめた。

 いずれにしても、今月は高祖会。石川御導師に御唱導をいただく。石川御導師には、妙深寺の近況をご報告申し上げ、「立正安国」のテーマでの御法門をお願いして御唱導を賜る。石川御導師からは、この寺報の中でも使わせていただいた「書」を頂戴した。私は、石川御導師の揮毫の大ファンであり、勝手に、お祖師さまの力強い筆跡と酷似していると思い、有難く、妙深寺本堂のお控えの間、庫裡の御宝前の床の間に、それぞれを掲げさせていただいている。

 それは、たってお願いした、「立正安国」という掛け軸と、「一天四海皆帰妙法」との掛け軸である。私が建國寺にお参詣させていただいた際、新装なった庫裡の階段にお掛けしてある御額を拝見して一目惚れし、お願い申し上げて頂戴することができた。妙深寺の現在の国内外のご弘通ご奉公に、強い指針を与えてくださってきた御文である。ありがたい。

 姜ご住職の御唱導と19名の韓国からの団参者についても、本当に楽しみにさせていただいている。とても良い機会をいただいた。誠に、ありがたい。日本の、妙深寺らしいご奉公を、韓国のご信者方に見ていただければと思う。韓国で頑張っておられる姜ご住職の生の声、生きた御法門をお聴きさせていただけることも、幸せなことだと思う。

 11月の妙深寺。また、一段と、心を込めて、ご奉公させていただきたいと思う。

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