2008年11月19日水曜日

妙深寺ホスピタリティー

 京都でのご奉公で、様々な方とお会いし、高祖会の天候について聞かれた。
 既に書いたとおり、9時30分の石川御導師ご到着の時、既に雨が上がりつつあり、そこから第二座、第三座まで降らずにお見送りのご奉公、第二座終了後にお寺を出られた韓国の方々の横浜ツアーも雨に降られることなく滞りなく終えることが出来た。他の地域では全国的に午後まで雨が降っていたとお聞きして、本当に有難いことだったと思う。
 韓国の方々が日本に到着したのは金曜日。その直前まで、『妙深寺トラベル』と名前をつけたくなるほど、手作りの韓国団参者ツアーの企画旅行を局長室、特に瓜生さん、第二弘通部はじめ、たくさんの方々が準備を進めてくださっていた。手作りのパンフレット、手作りの鎌倉ご遺跡巡りのしおり、ウェルカム・ボード、ハングルを織り交ぜた説明文、韓国弘通の歴史について書かれた紹介プリント、おみやげ等々、準備を夜遅くまでしてくださっていた。
 通常の御会式のご奉公にプラスして、こうした他寺院の宿泊受け入れご奉公である。妙深寺は施設が整っているわけではないので、壮年会室や大広間、第二本堂の和室を急遽宿泊していただく部屋として、貸し布団をお願いし、セッティングした。大広間には10名以上の方に雑魚寝のようにしていただいてしまった。しかし、この「まごころ」のこもったご奉公をみて、韓国の方々は本当に歓んでくださっていたようだ。
 今回、また有難かったのは、韓国の方々のほとんどが日本語をしゃべれないと言うことで、妙深寺の内外から通訳が出来る方を探して、ご奉公をお願いした。一度、教区御講にお伺いした際に、御宝前の間の隅に置いてあったテーブルに韓国語の参考書があった。私はめざとくそれを発見して、「韓国語を勉強しているの?」とお聞きしたところ、お席主である小寺さんの奥さまが勉強しておられるとのこと。あれから2年くらい経っているのだが、今回のご奉公を進める上で思い出し、通訳のご奉公をお願いしたところ、快く受けてくださった。
 桑原さんのお嫁さんは韓国の方で、私が結婚式をさせていただいたのだが、名古屋在住ということもあり、これまでは数えるほどしかお寺に参詣したことがなかった。今回、瓜生さんなどが声をかけてくださったと思うのだが、彼女も快くご奉公を受けてくださり、2日間にわたって、とにかく素晴らしいご奉公をしてくださった。お嫁さんのご奉公の間、お姑さんであるお義母さんがお孫さんの面倒を見てサポート。本当に有難いことだった。
 昨年、韓国団参にご一緒してくださった千代さんも通訳のご奉公をしてくださり、3日間、到着から帰国までご奉公をし通してくださった。本当に、本当に、ありがたい。スリランカの団参でもご一緒させていただいたし、もう立派な海外弘通のエキスパートだ。
 そして、我らが先生。そのキャラクターが徐々に人気を集め、妙深寺で最も愛されているY先生は、海外弘通部の部長として、言葉ではなく「Chant globally, Act locally」を体現してくださった。海外弘通部の部員となっている憲史くんの献身的なご奉公とのベストマッチで、今回のご奉公を主導してくださった。特に、先生は大学の韓国の留学生に声をかけてくださり、男女2名のネイティブ・スピーカーを連れてきてくださった。このお二人、素晴らしい活躍を見せてくださり、土曜日13時からの交流会では司会者の通訳を務めてくれた。
 もう、書ききれない。今朝は朝から御総講、13時、14時とお客さまがあり、15時にもお客さま。いま、お客さまが見えたので、行かないといけない。また、書きます。

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