世間はお盆休みかな。都心部はガラガラらしい。みんな、お出かけをしているのだろうか。
昨夜は、京都の麩屋町・長松寺の御総講。京都の7月は祇園祭、8月は五山の送り火があるので、今月も15日に御総講が奉修された。本山・宥清寺は夏期参詣中で、お参詣しづらい中、たくさんのお参詣をいただいた。
有難いことにお参詣くださる方々の4分の1は関西近郊の他寺院の方々。昨夜も、はじめてお参りされた方々もおられ、ご挨拶させていただけることが嬉しい。はじめての出会い。ありがたい。ひろし君の妹さんであるゆかちゃんもお参詣くださったし、お手伝いのご奉公もたくさんしてくださった。ありがたい。
特に有難かったのは、よしみちゃんのお参詣。ここで詳細を書くことは出来ないが、彼女は大変な病気を患っており、心身共に危険な状態にあった。入院し、今月退院し、そして、お参詣くださった。毎朝ご祈願させていただいてきた。その笑顔が、いつもと違う。とても綺麗に、透き通っていた。何とか、おはからいをいただいて欲しい。大丈夫、「信」を取り戻そう。家族で、支え合おう。
今朝は、本山宥清寺の朝参詣、夏期参詣に出座させていただいた。本山の境内地は改修の真っ最中で、石畳が掘り起こされている。今は境内地に車が入れないので、通りの駐車スペースに停車させていただいた。朝参詣後は急いで車を移動させなければならず、焦ってしまった。本堂は内部がすっきりとして拝見できた。いよいよ、改修も最終段階。楽しみだ。
また、今朝はお参詣の後、宥清寺の「上(かみ)の墓地」に行かせていただいた。「佛立聖地」といわれる旧・宥清寺のあった場所で、開導聖人の御墓所、そして代々の佛立信徒の墓地がある。長松家のお墓もここにあり、開導聖人がお作りになり、刻まれた墓碑と、大僧正日峰上人の墓碑、長清孩子のお墓と、3つが並んでいる。今回、このお盆に向けて長田さんに長松家の墓地を清掃・改修していただいた。
最近、汚れが目立っており、長松寺の責任役員で、いつも墓地にお参詣くださる西村嘉津雄さんからも「何とか綺麗にできないか」とお話をいただいていた。この墓碑には、小千代お祖母さまや千鶴子おばさま、日潤小沙弥の法号も刻まれておらず、この際、最も汚れが目立ち、開導聖人の御筆も刻まれていない中段の石をお取り替えし、法号を刻ませていただいた。正面には長松家の「蝶々の紋」も刻ませていただいて、今日、お参りさせていただくことができた。
本当に、常盆常彼岸とはいえ、こうしてお盆にお参詣させていただき、御塔婆を立て、一人で長松家のお墓にお参りできて、とても気持ちが清々しい。心が凛とする。長松寺を護持してこられた方々からの責任感も重くのしかかる。
とにかく、お墓にお参詣させていただくことができてよかった。お墓が、綺麗になって、立派になって、潤ぼんや、お祖母さま、チー姉さんのお名前も刻めて、ご回向できて、本当によかった。
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