あらためまして。
今夜は、急遽、夏の終わりの特別企画として、「ボーズ・バー・スペシャル」が妙深寺にて開催される。とても楽しみ。参加者は、ブラジルからコレイア御導師はじめ、モラエス・教竜師、青年会の3名、スリランカを代表してディリーパとカスン君の2名。特別ゲストとして、ブラジル日系移民を組織された水野龍さんの息子さんとお孫さんが参加する予定だ。こんな機会が設けられるとは、本当に嬉しい。
水野さんの息子さんはクリチーバに住んでおられ、コレイア御導師が何度もお会いしていた。
詳細を書く余裕はないが、先日高知の佐川町で水野さんを招待したイベントがあり、横浜から山崎先生が参加され、その内容を教えてくださった。佐川町は山間にある小さな町とのことだが、勤王の志士で後に宮内大臣を務めた田中光顕、「植物の父」と呼ばれた世界的植物学者、牧野富太郎をはじめ、「セルボーンの博物誌」の翻訳に生涯を捧げた英文学者・西谷退三、「移民の父」と呼ばれたブラジル移民の祖・水野龍、日本の探偵小説の草分けであり江戸川乱歩に影響を与えたといわれる森下雨村ら幾多の著名な文教人を輩出したという。すごい。
高知から、先生の電話を受けた。ご奉公で慌ただしくしていたのだが、ちょうど先生からの電話の時だけ部屋に戻った。しかも、私は電話をサイレントモードにしていて、バイブレーションの設定もしていなかった。しかし、先生からの電話の瞬間、自分の携帯電話を見た。チカチカと電気がついていたので、電話を手にすると、高知の先生からの電話。なんというタイミングだろう。こういうのが、怖いくらいにすごい。
そこで、先生から電話をつないでいただいたのが、NHKの「その時、歴史が動いた」のディレクターの方だった。その方は、水野龍さんを紹介した番組を作られた経緯、その内容、分からなかったことなどについて質問され、私から本門佛立宗と水野さんとの御縁をお話しさせていただいた。こういう、絶妙のタイミング、御縁をいただけることがうれしい。
今夜、どんなことになるのやら。楽しみである。
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