2011年7月29日金曜日

イノベーションは佛立のお家芸

そもそも「イノベーション」「インプルーブメント」は「佛立の祭り」だ。「改良は佛立講のお祭りで」と開導聖人はお示しになられれいる。「祭り」とは毎年定期的に行われ、その時を待って全員で取り組む、その地域、その団体にとってはかけがえのない大切な恒例行事だ。

ジェファーソンが言うように「あらゆる組織は腐敗」し、あらゆる権力は腐敗」するのだから、それが、どんなに崇高なことを掲げた組織でも「改良(インプルーブメント)」や、時には「革新(イノベーション)」を起こさなければならない。それを、開導聖人は正法を護持しているからこそ佛立には不可欠だとお示しになられている。

しかし、どうも最近、この「祭り」が廃れてきて、盛り上がらず、参加者も少なく、開催できない年が何年も続いているように思う。この「改良」という「祭り」の意味を知らない人も多い。「祭男」でもいないとダメかな。遅々として進まず、部分的、局所的、短期的、巧遅拙速では仕方ない。

佛立の祭り、お家芸のはずの「イノベーション」。現代では自動車産業などのお家芸になっている。生産方法、生産工程など、かの業界は常に「改良」「革新」をモットーにしている。約150年の歴史を経て、佛立のお家芸を奪われた思いになるのは私だけだろうか。

最近、その業界では「ダイセル式」なる改良・革新の手法が注目を集め、ついに政府もこれに着目するに至った。

その内容を見てみると、

(1)最初に徹底的に業務の見える化を実施する(ミエル),(2)そこで表面化したムダを何より先に取り除く(ヤメル),(3)カイゼン活動に入る(カワル)

とある。まさに、見習うべき業務改善のポイント。こういうことを、逆に学ばなければならなくなっているのが悔しいが、お家芸を取り戻すための参考になるのでは。

下記、詳細記事のアドレスを添付します。

http://goo.gl/Uae6E

「あの会社,今までにないような生産革新活動をしているらしい」。そんな噂が立ち始めたのは,2001年前後のことだ。当初こそ同業者のみぞ知る隠れた存在だったが,やがて商社や銀行の間で話題に。数年前からは,生産革新活動をお家芸とする自動車メーカーからも注目されるようになり,ある大手自動車メーカーのトップに「ぜひウチでも導入したい」と言わしめた。」

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